新たなクリエイティブグループ体制始動
株式会社THINKR(以下、THINKR)と株式会社.MP(以下、.MP)が2025年5月より、初となるグループ体制を開始することが発表されました。この新たな連携は「CREATIVE UNION(創造的同盟)」と名付けられ、両社はそれぞれの強みを活かしながら、次世代のクリエイティブソリューションと表現の幅を拡張していくことを目指しています。
THINKRの理念と背景
THINKRは、企業向け広告やアーティストのクリエイティブ作品を手掛けるデザイン事務所として歩み始めて以来、「クリエイティブの力でブランドやアーティストの価値を引き上げる」ことを常に追求してきました。この理念は今も彼らのDNAに深く刻まれています。
現在、エンターテイメントとテクノロジーの境界がかつてないほど流動的になり、表現方法も大きく変化しています。THINKRは、創造の本質を重視し、デジタルネイティブな視点から新たな表現や知的財産(IP)の創造に積極的に取り組んでいます。今回のグループ体制化は、その姿勢をさらに強化する機会と捉えています。
CREATIVE UNIONの目的と展望
新グループ体制「CREATIVE UNION」は、M&Aや単純な組織統合ではなく、チームの持つ独自性や協力の在り方を追求した結果生まれました。この体制により、THINKRはクリエイティブ基盤を強化し、様々な分野の表現技術や企画の融合を推進していきます。また、.MPが持つアートディレクション力とIP創造力との連携を深め、シナジー効果を創出することを目指しています。
参画企業とその強み
グループに参加するのは、THINKRと.MPの2社です。THINKRは、アーティストのプロデュースやIPの開発に加え、XRライブや映像制作などを手がけており、音楽、映像、テクノロジーを融合した新たなエンターテイメントの創出に注力しています。一方で、.MPはアニメ、漫画、音楽、ファッション、VTuberなど多様なカルチャーに根ざしたクリエイティブを展開し、WEB制作からプロモーションまで一貫したサービスを提供しています。
今後、2社は一体となり、お互いの専門性を活かしながらIP開発やプロジェクトの推進を進めていく方針です。
未来へのさらなる展望
THINKR社の代表である針谷建ニ郎氏は、このグループ化が「ものづくりの源泉」を強固にし、今後の事業において重要なステップであると述べています。また、.MP社の堀内秀氏は、THINKRとの共演を通じて新しいコンテンツを創造していくことへの期待感を示しています。これは単なる協力ではなく、今後のクリエイティブ業界に影響を与える取り組みとなるでしょう。
まとめ
THINKRと.MPの新たなグループ体制「CREATIVE UNION」は、クリエイティブ領域での可能性を広げる重要な一歩です。両社が持つ独自の強みを持ち寄ることで、次世代のエンターテイメントや表現の新たな形が生まれることが期待されます。これからの動向から目が離せません。