株式会社スパイス、3つの新型モーションキャプチャーシステムを発表
広告制作会社の株式会社スパイスは、創業40周年を迎え、特にモーションキャプチャー事業に力を入れています。今回は新たに「MOVIN(ムーヴィン)」「MoA(モア)」「Captury(キャプチャリー)」の3つのモーションキャプチャーシステムを発表しました。これにより、業務用映像制作やVTuberのコンテンツにおける制作環境が劇的に変化することでしょう。
モーションキャプチャーの新時代
これまでモーションキャプチャーには特別なスタジオや複雑なセットアップが必要でしたが、今回発表された新製品はその常識を覆します。特に注目なのは、「MOVIN」です。このシステムは、たった1台のデバイスで全身の動きをリアルタイムにトラッキングします。わずか3秒のポーズで撮影が開始でき、93%の精度を誇るため、短時間で高品質のデータを得ることが可能です。
また、リアルタイムAIクリーンアップ機能を備えているので、100ms未満の遅延でさまざまなゲームエンジンでライブストリーミングができ、多彩な分野で活躍が期待されています。
次に「MoA」は、HTC VIVEの技術を活用したモーションキャプチャーシステムで、スタジオ不要でありながら高い位置精度を実現しています。特に「座る」や「階段を昇る」といったセンサーが苦手とする動作も捉えられるため、VTuberやCGアニメーション制作を考える方にはぴったりです。
最後に「Captury」は、専用スーツやマーカーを使わずに、全身と指の動きを精度よくトラッキングします。自動スケルトン検出の機能により、プロがいなくても簡単にモーションキャプチャーが行えます。また、OptiTrackカメラとの互換性があり、既存のシステムを活かしたハイブリッドな運用も可能です。
展示会での体験展示も予定
これらの新製品は、2025年7月2日から7月4日にかけて東京ビッグサイトで開催される展示会にて、実際に体験できます。ここでは、先端技術に触れられる貴重な機会であり、MOVINの機能を体感できるデモも用意されています。展示会では、私たちスパイスの先進技術やサービスが一堂に会する予定です。特に、リアルタイムパフォーマンス展示では、3DCGキャラクターの動きを実際に見ることができ、技術の可能性を実感できるまたとないチャンスです。
この3日間はぜひ東京ビッグサイトにお越しいただき、私たちの新しいプロダクトと技術を肌で感じてください。ご質問や詳細な情報については、お気軽にお問い合せください。
会社情報
株式会社スパイスは、1984年に設立された広告制作会社で、グラフィック、Web、映像、3DCG制作、XRコンテンツ開発など、多岐にわたるサービスを提供しています。東京を拠点に、4つの事業部を展開し、日々進化するテクノロジーを取り入れたコンテンツ制作に力を入れています。実績と経験を活かし、新しい挑戦に取り組む姿勢が多くの顧客から支持されています。