現役看護師が提供する「みんなのナースステーション」
株式会社Share&Connectが運営する「みんなのナースステーション」は、2021年12月23日にサービスを開始しました。これは、現役の看護師が医療や介護に関する相談に応じる新しい試みです。特に、患者やその家族が直面する不安や疑問を解消するための24時間365日対応のサポートを提供しています。
サービスの特徴
このサービスの主な特徴は以下の3つです。
1.
24時間365日、現役看護師が相談対応:いつでもご利用できるので、急な病気や手術に関する不安を気軽に相談できます。
2.
公式LINEチャットは何度でも無料利用可能:手軽にチャットでの相談ができ、毎回の利用が無料です。
3.
継続的な支援:健康や介護に関して不安なことを継続してサポートする体制が整っています。
立ち上げの背景
「みんなのナースステーション」の創設者、菊池亜季子氏は、東京都内の救命救急センターで活動している看護師です。彼女は急性・重症な患者の看護や、その家族との交流を通じて、医療における情報の重要性を実感しました。特に、家族が治療の選択を迫られる中での不安や悩みは計り知れません。彼女は、「多くの人が医療や介護の情報を手に入れることで、より安心して日常を過ごせると考えた」と語っています。
利用シーンと具体的な支援内容
利用者が「みんなのナースステーション」を使用するシーンは多岐にわたります。具体的な利用方法には次のようなものがあります。
1.
必要な情報提供:急病や手術に際して、必要な情報を提供し、病院での生活を少しでも安心して送れるよう支援します。
2.
専門性のある相談:看護の知識をもとに、日常生活での疑問や不安を解消するために、専門家としてアドバイスを行います。
3.
意思決定の支援:家族が医療や療養に関してどのような選択をすべきか、整理して考える手助けをします。小さな選択から生命に関わる大きな決定まで、現場経験を生かしてサポートします。
公式LINEアカウントを通じたチャット相談に加え、利用者が知っておくと便利な豆知識も定期的に提供しており、情報の共有も行っています。
対応者の背景
菊池氏は1989年に茨城県に生まれ、看護師としての長いキャリアを持っています。大学卒業後、都内の3次救急病院で重症患者の看護に従事し、さらに看護大学院での研究を経て、専門的な知識を深めました。彼女は家族ケアや終末期ケアにも力を入れ、多職種連携の大切さを感じています。
無料サービスとしての意義
「みんなのナースステーション」が完全無料でサービスを提供する理由は、看護師自身が救急医療の現場で感じた、多くの家族の後悔や不安に寄り添うためです。「もしも」の時に備えて、事前に必要な情報を入手し、しっかりと考える時間を持つことの重要性を実感しています。
「何かあった時に相談できる場所がある」と感じられるように、ハードルを下げるために、無料でサービスを提供する思いが込められています。
会社概要
株式会社Share&Connectは、看護・医療・福祉に関する幅広い相談事業を行っており、今後も高品質なケアを求める人々に向けてサポートを続けていく予定です。
公式情報は
こちらからご確認できます。