熊本地震発生後の車利用に関する重要事項
熊本地震からの復旧活動が広がる中、JAF熊本支部が車の安全な利用に向けた情報を提供しています。同支部は、地震による被害を受けた県民の皆様に向けて、特に車両の点検や避難時の健康管理に関する注意点を呼びかけています。
震災後の救援要請状況
7月27日から8月4日までの期間中、JAF熊本支部では、熊本県内でのロードサービス救援要請が1,853件に達しました。特に「タイヤ関連」の要請が386件と多く、続いて「バッテリー関連」が258件、「燃料関連」が187件でした。このデータからは、地震による道路状況の悪化が影響していることが伺えます。
マイカー点検の重要性
地震の影響で路面にはひび割れや段差が見られ、散乱物も多く存在しています。そのため、運転を開始する前には以下のチェックを行うことが重要です。
主要チェックポイント
1.
タイヤ
- パンクや空気圧のチェック
- ひび割れや傷の確認
2.
車両下部
- オイル漏れや液体の漏出
- 部品の脱落や損傷の確認
3.
その他
- 燃料の残量チェック
- エンジン音や警告灯の確認
- ライトの正常動作のチェック
異常を感じた際は、自動車整備工場やディーラーに相談することをお勧めします。
車中泊の注意点
避難の際、もし車中泊を行う場合は「エコノミークラス症候群」に十分注意が必要です。長時間同じ姿勢でいることが血流を悪化させ、血栓を引き起こす可能性があります。以下を心がけてください。
- - 1時間に一度は足を動かす
- - 車外を歩いたり、軽いストレッチをする
- - シートの位置を調整し、足を伸ばせるようにする
- - こまめな水分補給
車内熱中症対策
特に夏場は車内が急激に高温になるため、熱中症にも注意が必要です。適切にエアコンを使用し、こまめに水分を補給することをお勧めします。特に日向に駐車した場合、わずか5分で車内温度が38℃に達する可能性もあるため、注意が必要です。
地震発生時の対策
運転中に地震に遭遇した場合、急ブレーキは避け、ハザードランプを点灯させて徐行してください。その後、周囲の安全を確認して車の左側に停車し、揺れが収まるまで車内で待機しましょう。揺れが収まった後は、車のドアをロックせずキーを付けたまま退避し、安全な場所に避難してください。
JAFロードサービスを利用するには
緊急時の救援要請は、JAFのスマートフォンアプリから可能です。GPS機能を利用し、現在地を伝えることで迅速な対応が得られます。また、電話での依頼も可能ですが、通話料金が発生しますのでご注意ください。
JAFへの連絡は、ナビダイヤル0570-00-8139または短縮ダイヤル#8139までお願いします。
皆様の安全が第一です。しっかりと確認を行い、安心して運転してください。