WHAT MUSEUMで楽しむ現代アート展「Collecting? Connecting?」の魅力

WHAT MUSEUMが贈る「Collecting? Connecting?」展

2024年10月4日（金）から、東京都品川区に位置する現代アートのコレクターズミュージアム、WHAT MUSEUMにてT2 Collection「Collecting? Connecting?」展がスタートします。この展覧会は、アートコレクターである高橋隆史氏のプライベートコレクションを中心に、約35点の現代アート作品が紹介される貴重な機会です。展示作品には、ベルナール・フリズの作品や宮島達男、名和晃平、和田礼治郎など多彩な作家のコンセプチュアルアートが集結。

高橋隆史氏とT2 Collection

高橋隆史氏は、株式会社ブレインパッドの共同創業者としてビッグデータやAI分野での先駆者です。アートへの関心は友人の勧めから始まり、現在では様々な視点から現代アートの楽しみを広げる活動にも尽力しています。彼が収集を初めて6年経った今、その蓄積されたコレクションはアート界の新たな地平を切り開くものともいえます。

現代アートの多様性とメッセージ

現代アートとは、ただ美を追求するだけでなく、社会や文化、政治的テーマを俯瞰しながら表現されるものです。この展覧会においても、さまざまな見方や思考が作品を通じて観覧者に問いかけられます。高橋氏自身、作家たちの挑戦や新しい視点を強く支持しており、それが彼のコレクションにおける特徴でもあります。

展覧会の魅力とポイント

1. 高橋隆史氏のコレクション初公開：
本展では、T2 Collectionとして初の一般公開となる高橋氏のコレクションを観ることができます。この展覧会の開催は、彼にとってアートとの出会いの長い旅の中で重要な一歩となるでしょう。

2. コンセプチュアルアートの新たな理解：
一見難解に思える作品も、身近な素材やアイデアを使ったものが多く、鑑賞者には新しい視点を提供します。作品と向き合うことで、作家の発想やメッセージを読み解く楽しみがあります。

3. 作品と人々の繋がり：
高橋氏は、コレクションを通じてアートコミュニティの形成を重視しています。鑑賞者は、作品と触れ合うことで自身の価値観を再認識し、新たなつながりの可能性を見出すでしょう。

展覧会の開催概要

- 展覧会名： T2 Collection「Collecting? Connecting?」展
- 会期： 2024年10月4日（金）～2025年3月16日（日）
- 会場： WHAT MUSEUM（東京都品川区東品川2-6-10）
- 開館時間： 火～日 11:00～18:00（最終入館17:00）
- 休館日： 月曜（祝日の場合は翌火曜）
- 入場料： 一般 1,500円、大学生・専門学生 800円、高校生以下無料

終わりに

「Collecting? Connecting?」展は、アートを通じて自分自身と向き合う貴重な機会です。現代アートの魅力に触れ、様々な価値観と結びつける経験をしてみてはいかがでしょうか。高橋隆史氏の情熱あふれるコレクションとともに、新たな視点を得ることができるこの展覧会は、誰にとっても忘れられない体験となることでしょう。