視覚障害者を支える
2026-10-15 14:29:40

電通発の革新的インクルーシブツール『VISIONGRAM』が2026年度グッドデザイン賞受賞!

電通の「VISIONGRAM」が2026年度グッドデザイン賞を受賞



株式会社電通が製作したインクルーシブツール「VISIONGRAM」が、2026年度グッドデザイン賞を受賞しました。この受賞は、視覚障害のある人々の見え方を再現し、一般の人々と共有することを目的とした画期的な取り組みとして評価されています。

「VISIONGRAM」は、視覚障害者がどのように世界を見ているかを可視化する独自のフィルターを生成します。視覚障害者の検査データを基に、ドットの大きさや密度によってそれぞれの見え方を再現。これにより、視覚障害者がどのように周囲を認識しているのか、正常な視力を持つ人も体験できるようになります。フィルターはスマートフォンやパソコンのカメラを介して簡単に利用でき、QRコードを用いて共有も可能なので、視覚障害者自身が自身の見え方を周囲に伝えやすくなります。

この取り組みは、NPO法人日本視覚障害者柔道連盟の協力を得て行われ、視覚障害者のアスリートや眼科医とともに開発されました。これにより、視覚に関する理解を深めるだけでなく、彼らの社会参加や就労を支援することを目指しています。

審査員の評価



グッドデザイン賞の審査員からは、「世界共通の視覚検査データを活用した独自のアルゴリズムに基づき、視覚障害者の見え方をドットデザインで可視化した斬新な試み」と評価されました。このツールは、周囲の人々に視覚障害者の「見え方」を体験させることで、相互理解を促進し、社会の中での共生を進めるソーシャルデザインとしての期待も寄せられています。

グッドデザイン賞について



グッドデザイン賞は、日本国内で唯一の総合的なデザイン評価制度として、1957年に設立されました。これまでに受賞した件数は39,000件以上で、日本の産業や文化の向上に寄与する活動が行なわれています。賞のシンボルである「Gマーク」は、優れたデザインを示すシンボルとして広く知られています。

電通は「VISIONGRAM」を通じて、視覚障害者への理解を深め、誰もが生きやすい共生社会の実現を目指しています。今後このツールが広まり、多くの人に利用されることを期待したいです。

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