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オーストラリア文学の魅力を発見する！

オーストラリアでベストセラーとなっている「The Secret River」の著者、ケイト・グレンヴィルが来日し、特別な出版記念イベントを東京都渋谷区で開催します。このイベントは、オーストラリア大使館および豪日交流基金の協力を得て行われるもので、文学と歴史が交差する貴重な機会です。

「闇の河」は、自己の祖先をモデルにした歴史小説であり、19世紀初頭の英領オーストラリアにおける入植者と先住民アボリジニの物語を描いています。著者は入植者としてオーストラリアにやってきた自身のルーツを探求し、厳密な調査を経てその作品を練り上げました。作品内では、白人入植者としての視点から、歴史の「闇」を浮き彫りにしています。

また、本書は社会的な反響を呼び起こし、オーストラリア国内だけでなく、英米や欧州、中国など15カ国以上で出版され、多数の文学賞を受賞しています。多文化社会への移行を遂げたオーストラリアが、どのように歴史を共有し、課題解決に取り組んでいるのか、本イベントを通じて深く知ることができるでしょう。

イベント概要

開催日時は2023年3月4日午後7時から、東京都渋谷区の代官山ヒルサイドテラスにて。参加費は3,000円で、文庫本「闇の河」の代金2,500円（税抜）が含まれています。本書を持参の方は500円の割引が受けられる特典もあります。

イベントは「歴史を物語る」というテーマで、異文化との出会いや文学の可能性についてのトークセッションが行われます。グレンヴィル氏のほか、文芸評論家で翻訳家の鴻巣友季子氏や、「闇の河」の翻訳者である一谷智子氏がゲストとして参加します。日英逐次通訳も行なわれるため、英語が苦手な方でも安心して参加できます。

トークセッション後には、グレンヴィル氏を囲んだレセプションパーティも開催予定です。オーストラリアワインを片手に、他の参加者との交流を楽しむことができます。

このイベントは、東京国際文芸フェスティバル（3月2日から6日）の一環として実施され、多文化と多民族社会が抱える問題に対する理解を促進する素晴らしい機会です。また、3月5日には、日本ペンクラブでの対談会も予定されています。

参加希望の方は、2月26日までにお名前、お所属、ご連絡先を記載の上、[email protected]までお申し込みください。詳細については、メディア向けリリースをご確認いただくことをお勧めします。

このイベントを通じて、オーストラリア文学の深い魅力と多様な文化の共存について、新しい視点を得ることができるでしょう。ご参加を心よりお待ちしております。

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