新潟医療福祉大学が文部科学大臣表彰を受賞！障がい者陸上教室の活動が評価される

新潟医療福祉大学の義肢装具自立支援学科が、12月9日（火）に文部科学大臣表彰を受けることが決定しました。この表彰は、障がい者の生涯学習支援活動に関するもので、特に同学科が実施している「障がい者陸上教室」が評価された結果です。

「障がい者陸上教室」は、地域や県外に居住する下肢切断者を対象に、スポーツ用義足を使用してスポーツ活動を楽しめる環境を提供しています。この取り組みは、今年で8年目を迎え、参加者はスポーツを通じて新たな体験を得ることができるだけでなく、義足の取り付けや走行サポートを行う学生ボランティアが障害への理解を深める活動にも貢献しています。

文部科学大臣表彰式は、表彰当日に対面とオンラインで実施される予定で、13時からの表彰式に続き、記念撮影や伝達式、事例発表会が行われます。この場では、受賞した活動の具体的な内容が紹介され、多くの人々の関心を集めることでしょう。

本大学は、看護、医療、リハビリ、栄養、スポーツ、福祉、医療ITなど多様な学科を有する医療系総合大学です。学生たちは、チーム医療を実践的に学ぶとともに、スポーツと医療が結びつく先進的な環境で学んでいます。そのため、障害者スポーツの支援や教育活動にも積極的に関わっており、地域の活性化にも寄与しているのです。

また、NSGグループとしても、幅広い事業展開をしており、「世界一豊かで幸せなまち」を目指す理念のもと、地域振興に力を注いでいます。今後も新潟医療福祉大学は、地域と連携しながら障害者スポーツ支援に取り組み、すべての人が自分らしく活動できる社会の実現を目指していく方針です。

このような活動を通じて、多くの方が障害者スポーツに触れ、自らの可能性を広げるきっかけとなることを願っています。そして、「障がい者陸上教室」が今後も持続的に発展していくことに期待が高まります。前例のない取り組みを推進し、より良い社会づくりに寄与する新潟医療福祉大学の活動に注目が集まるでしょう。