コングラントの新しい寄付体験
コングラント株式会社は、企業やソーシャルセクター向けに寄付決済を提供するスタートアップです。2020年設立のこの会社は、現在日本国内で2,800以上の団体に利用されていますが、特に最近の発表が注目を集めています。それは、同社の「寄付DXシステム」にAmazonの決済サービス「Amazon Pay」を導入したことです。
寄付が簡単に、迅速に
この新しい支払いオプションにより、寄付者はAmazonアカウントに保存されている支払い情報を使って、クレジットカード情報の入力なしで寄付を行うことができるようになります。これによって、寄付者は手間なく簡単に寄付を行うことができ、寄付体験がよりスムーズでストレスフリーになります。
実際の寄付の流れは非常に簡単です。まず、寄付方法としてAmazon Payを選択し、必要な申込者情報を入力します。その後、確認画面からAmazon Payボタンをクリックすると、Amazonの画面に移動します。この時、必要に応じてAmazonアカウントにログインし、指示に従って続行します。そして、再びコングラントのサイトに戻り、支払いが完了するのです。
どうやって導入するのか?
特に注目すべきは、Amazon Payを利用するためにはいくつかの手順が必要なことです。まず、Amazon Payのウェブサイトで導入申し込みを行います。その後、Amazonジャパンによる審査が行われ、合格するとAmazon Payの管理画面にアクセスできるようになります。最後に、コングラントのサポートチームに連絡して、設定法を確認するという流れです。
同社によれば、Amazon Payを利用できるのは、税制上の優遇措置を受けられる団体、かつコングラントのスタンダードプラン以上を契約している団体に限られています。この制約により、信頼性の高い寄付がより確実に行える環境が整えられています。
多様な決済手段
さらに、Amazon Payの導入により、コングラントでは次の7つの決済手段も利用できるようになりました:
- - クレジットカード(VISA, Master, JCB, AMEX, Diners)
- - Apple Pay
- - Google Pay
- - PayPay
- - 銀行振込
- - 郵便振替
これにより、寄付者は自分に合った支払い方法を選択でき、より多くの人々に寄付が届くことが期待されています。
コングラントのビジョン
コングラントは、掲げたビジョン「すべての困難に寄付が届く世界」を実現するために、今後もさまざまな取り組みを進めています。寄付をもっと身近に、そして簡単にできるシステムを提供することで、社会課題の解決に貢献していきます。寄付DXの推進は特に企業において重要であり、業界全体の透明性を高める力があります。
この新しい取り組みを通じて、コングラントはより多くの人々が寄付に参加しやすくなる環境を整え、多くの社会貢献につなげていくことを目指しています。寄付に興味のある方、または企業のCSR活動を強化したい方には、ぜひこの機会を逃さず活用することをお勧めします。