Intimate Mergerが新たにデータサイエンス事業向け技術提供を開始

Intimate Mergerがデータサイエンス事業向けに技術提供を開始

株式会社Intimate Mergerが、BI.Garageとの業務提携を通じてデータサイエンス事業向けの技術提供を開始した。この取り組みにより、メディアが保有するデータとIntimate Mergerの1億UUにおよぶオーディエンスデータが連携され、広告配信、コンテンツの最適化、CRM、データ分析、ネットリサーチなどの分野において新たな可能性が生まれる。

プラットフォームの概要

Intimate Mergerが提供するプラットフォームには、DMP向けのデータベース検索機能を持つ「Nebula」と、分析エンジン「Meteor」が含まれている。これらの技術を活用することで、1億UU以上のデータを数秒以内に解析し、得られたターゲット層を各チャネルで活用できるようになる。

Nebula（ネビュラ）

Nebulaは、Preferred InfrastructureのSedue for BigDataを基盤にしたDMP向けの検索エンジンで、膨大なオーディエンスデータを迅速にクラスタリングすることが可能である。また、データの解析と戦略に柔軟に応じた広告商品の企画を支援する。

Meteor（メテオ）

Meteorは、Preferred InfrastructureのJubatusを活用した解析エンジンで、ターゲットの特性を基にした拡張をスピーディに実行できる。これにより、マーケティング戦略においてより精密なデータ分析が実現し、企業の成長を促進する。

オーディエンスデータの重要性

オーディエンスデータとは、コンテンツの閲覧や検索、広告への接触反応など、ユーザーがオンライン上で行う行動の履歴を指す。これにより、企業はより適切なターゲティングが実現し、効果的な広告戦略を展開できるようになる。

Intimate Mergerのビジョン

Intimate Mergerは、自社の分析技術を駆使して、戦略的なパートナーシップを通じて広告商品の企画や利用環境の構築を進めていく。また、パートナー企業のビジネス拡大に向けた支援を行い、持続可能な成長を実現していくことを目指している。

会社情報

Intimate Mergerは、2013年6月に株式会社フリークアウトと株式会社Preferred Infrastructureの合弁事業として設立され、両社の技術を融合させてマーケティングとコミュニケーションの課題解決に取り組んでいる。公式ウェブサイトはこちら。

代表取締役社長の簗島亮次氏は、「データサイエンスは未来のビジネスに不可欠な要素であり、我々の技術がその一翼を担えることを嬉しく思う」と述べている。