血糖レベルを可視化！新プログラム『シュガコン2weeks』が始動

最近、生活習慣病の増加が問題視されており、健康診断の重要性が増しています。しかし、健診結果をもとにした生活改善には課題が残っているのが現状です。これに対処するため、株式会社シュガコンと中央みなとクリニックが業務提携を結び、血糖値を可視化する新しいプログラム『シュガコン2weeks』を提供することになりました。

業務提携の背景

健康診断の受診率が向上しているものの、受診後にどのように生活を改善すればよいか迷う方が多いのが現実です。中央みなとクリニックでは、これを解決するために『シュガコン2weeks』を導入。患者様が自分の食生活を客観的に見直し、健康を自分で育てる機会を提供することを目指しています。生活習慣病の予防と改善に向けたアプローチとして注目されています。

『シュガコン2weeks』の特徴

このプログラムでは、血糖値の常時測定を実施する専用デバイスを2週間装着してもらい、食事と血糖値の関係を可視化します。これにより、自分の食生活が健康に与える影響を理解できるようになります。さらに、専属の管理栄養士がデータをもとに個別のフィードバックを行い、具体的な行動変容をサポートします。日常生活における血糖の変動を詳細に把握できることで、患者様自身がどのような食事で血糖コントロールを行いやすいかを学ぶことができるのです。

提携による効果

これまでの健康診断では、空腹時血糖などの限られた数値しか把握できませんでしたが、『シュガコン2weeks』を利用することで、日々の血糖値の変化と食事内容の関係が鮮明になります。この情報を得ることで、患者様は単なる数値確認ではなく、現実的な健康改善への道を開くことができるでしょう。これにより、中央みなとクリニックの外来診療は、より実践的な行動支援を行う場として進化していくのです。

専門家の声

中央みなとクリニック理事長で医学博士の斎藤達也氏は、この提携について「患者様が日々の食事と血糖の関係を見える化し、小さな一歩を踏み出すサポーターになると信じています」と語ります。年間約2万人の健康診断を受ける患者様の多くが、『何を変えればよいのか？』という疑問を抱える中、このプログラムがその答えとなることを期待しています。

また、シュガコンの代表取締役・池ノ内佳苗氏は「健診を機に健康改善に取り組む人を増やしたい。健康を自ら作る文化を広めていきたい」と意気込みを語ります。