茨城県央9市町村でAIイベント情報集約サービスを導入

AIイベント情報集約サービスが始まる

茨城県央地域の水戸市を含む9市町村が、株式会社インフォモーションの「AIイベント情報集約サービス」を導入しました。このサービスは、2025年4月1日からスタートし、地域住民に向けて様々なイベント情報を提供します。

導入の背景と目的

この「いばらき県央地域イベント情報集約サイト」は、地域のイベント情報をネット上で効率的に収集し、1つのプラットフォームで発信することを目指しています。これにより、住民が地域のイベント情報を簡単に見ることができ、利便性が向上します。

水戸市では2022年からこのサービスを利用していましたが、好評を受けて9市町村に拡大することになりました。これにより、県央地域全体のイベント情報がまとまって提供されるようになります。

サイトの特徴

「いばらき県央地域イベント情報集約サイト」は、以下のような特徴があります。

1. 多様なイベント情報を集約
特許を取得済みのAI技術を活用し、県や観光協会、さらにはSNSからもイベント情報を自動で収集します。大規模イベントから個人主催の小規模なものまで、幅広く網羅します。

2. ユーザーからの掲載依頼に対応
専用の登録フォームを通じて、Webサイトを持たないイベント主催者も情報を掲載できます。これにより、地域の小さなイベントも発信されやすくなります。

3. 一元的な情報配信
集めた情報は、ユーザーがアクセスしやすい形で一元配信されます。市町村別に情報を閲覧でき、さらにエリアやキーワードで絞り込むことも可能です。たくさんのカテゴリーと並び替え機能が用意されており、必要な情報を短時間で探し出せます。

4. 業務負担を軽減
9市町村の職員に対する事務的な負担も減少します。情報収集から確認、配信までをプロのサービス提供者が行うため、職員は本来の業務に集中できる環境が整います。また、広告掲載による収益も活用し、運用コストを実質的に軽減する仕組みも整っています。

地域の期待

地域の9市町村それぞれからは、このサービスの導入に期待を寄せています。「水戸市イベント情報集約サイト」が進化し、新たな「いばらき県央地域イベント情報集約サイト」として生まれ変わったことは大きな一歩です。

地理的や歴史的に結びつきのあるこれらの市町村は、これまでにもさまざまな連携事業を進めてきました。この新サービスは、まちづくりの一環としてICTを活用し、地域全体の活性化を図るものです。

会社の理念

株式会社インフォモーションは、イベント情報に誰もがアクセスできる環境を整えることを使命としています。「週末のお出かけはどこに行こう？」という問いに対して、多くの選択肢が提供されることを目指し、地域全体の動きを活性化したいと考えています。

詳細な情報は、公式ウェブサイトで確認できるので、興味のある方は一度訪れてみてください。地域の魅力あふれるイベントが集まる「いばらき県央地域イベント情報集約サイト」が、今後の地域生活をどのように変えていくのか、楽しみです。