Formlabsから新登場！鋳造現場を革新するClear Castレジンの魅力

Formlabsが新たに提供するClear Castレジン

大阪府東大阪市に本社を置く株式会社システムクリエイトが、アメリカ・ボストンのFormlabs社から新発売されるClear Castレジンを発表しました。このレジンは、鋳造業界において3Dプリント型の製作を可能にし、製造プロセスの効率化とコスト削減を実現します。

高精度な鋳型製作が可能

Clear Castレジンは、Formlabsの先進的なSLA 3Dプリント技術を用いて、精密な鋳型の直接製作を可能にします。驚くべき点は、熱膨張が極めて低く、微量金属を含まないため、最終製品に影響を与える灰がほとんど残りません。この特徴により、最終的な製品の品質を損なうことなく、安心して使用できます。

加えて、Clear Castレジンはわずか0.25mmの誤差で鋳型を製作できるため、デザイン通りのパーツが得られます。従来の鋳造プロセスに比べて大幅に時間とコストを削減できるのも大きなメリットです。

大型モデルにも最適

このレジンは特に厚さ3mm以上の大型モデルの造形に適しており、ラティス構造生成ソフトウェアを活用することで、材料の特性を最大限に引き出すことが可能です。ラティス構造にすることで内部が中空になり、材料の使用量を抑えつつ、必要な強度をしっかりと保持。これにより、焼成や冷却時の熱膨張によるひび割れを最小限に抑え、安定した造形品質を確保できます。

誰でも扱いやすいワークフロー

Clear Castレジンを使用した造形は、FormlabsのSLAプリンターを用いるため非常にシンプルです。特別なトレーニングは不要で、誰でも簡単に操作できます。

従来の金型設計や射出成形プロセスと比較して、作業時間を大幅に短縮できるため特に小規模や中規模の鋳造所には最適な選択肢となるでしょう。

今後の鋳造業界において、Clear Castレジンがもたらす変革に期待が高まります。詳細な情報については、Formlabsの3Dプリンター紹介ページをご覧ください。