次世代クリエイターのための国際アートフェアが始まる
2019年1月25日から、次世代クリエイターを応援する国際アートフェア「UNKNOWN ASIA Art Exchange Osaka」への出展者募集が開始されます。申請期間は2019年5月15日までで、特に3月8日までの応募には出展料が10%割引される「早割」が用意されています。
「UNKNOWN ASIA」は、大阪を拠点とする国際アートフェアで、2015年にスタートして以来、年々成長を続け、2018年には214組が出展し、来場者は6,000人を超える盛況ぶりを記録しました。このイベントは、さまざまな国のクリエイティブ業界から注目され、国内外でのアンノウンアジア関連イベントも増加しています。日本のアーティストたちがアジア全体へと展開し、国境やジャンルを越えたクリエイティブなネットワークを築く一助となっています。
今年の開催は、グランフロント大阪に移動し、300組の出展者を予定するなど、過去最大のスケールで行われる予定です。展覧会には、日本やアジアの著名なアートディレクター、ギャラリスト、プロデューサーが審査員として参加し、クリエイターたちの作品のクオリティを向上させることが期待されています。2018年には、審査員は24名、8か国からの参加があり、141名のレビュアーがアートやファッション、メディア分野からも参加しました。これにより、出展者は業界関係者との価値ある交流の機会を得ることができます。
若手クリエイターにとっては、仕事の機会を得る場としても高く評価されています。昨年の例では、大阪国際女子マラソンのキービジュアルに起用されるなど、実績が積み重なっています。会期中の一般観覧日には、参加型アートフェアとしての魅力もあり、オーディエンス賞の投票を通じて来場者がアートを楽しみ、買い物ができるなど、積極的な参加を促進しています。
今年はG20サミットやラグビーワールドカップ、大阪万博といった国際的なイベントが控えており、クリエイターたちの挑戦を応援するための舞台が整っています。アートを通じてクリエイティブな世界を発信したいという意欲を持つクリエイターたちが集まることを期待しています。
また、出展希望者を対象にポートフォリオレビューと開催説明会も行われ、その日程は東京(2月8日)、大阪(2月15日)、名古屋(3月1日)、博多(3月8日)で予定されています。アジア各都市でもイベントが開催されることが決定しており、詳細は公式サイトで発表されます。
開催概要
- - フェア名:UNKNOWN ASIA Art Exchange Osaka 2019
- - 開催日:2019年10月25日(金)〜27日(日)
- - 会場:ナレッジキャピタルコングレコンベンションセンター(大阪)
- - 主催:UNKNOWN ASIA 2019実行委員会
- - 応募期間:2019年1月25日(金)〜5月15日(水)
- - 早割応募期限:2019年3月8日(金)
- - 応募ジャンル:ファインアート、デザイン、写真、イラスト、造形など幅広く
- - 応募方法:ホームページから応募可能
- - 応募URL:https://unknownasia.net/
UNKNOWN ASIAの理念
「UNKNOWN ASIA」は、アジアから大阪へ、そして大阪からアジアへ、新たなアートや才能が交流する国際アートフェアです。参加者は、様々なジャンルで自らの作品を展示し、多くのビジネスマッチングの機会を得ることができます。著名な審査員やレビュアーによって、新たな才能が次々と発見され、カタログされた作品が国内外で注目を集める場としても機能しています。