インフォテック、「Create!Webフロー」と富士フイルムの連携機能提供を開始

株式会社インフォテックが、業務のデジタル化を促進するために、自社開発のワークフローシステム「Create!Webフロー」と富士フイルムビジネスイノベーションのクラウドサービス「FUJIFILM IWpro」との新たな連携機能の提供を無償で開始しました。この連携により、業務の効率化が一層進むことが期待されています。

Create!Webフローとは

「Create!Webフロー」は、稟議書や見積書、交通費申請などの申請・決裁業務を電子化し、ペーパーレスや業務効率化に貢献してきたワークフローシステムです。2004年4月の発売以降、約20年にわたり多くの企業に導入され、デジタルシフトへの取り組みを支援してきました。使用者からは、自宅での利用や業務の自動化による効率化が実現したとの高い評価が寄せられています。

FUJIFILM IWproとの連携機能

新たに提供される連携機能では、「Create!Webフロー」で決裁済みの書類をPDF形式で、申請・承認時に添付したファイルと共に「FUJIFILM IWpro」の文書管理システムに自動登録します。この統合により、案件ごとに仕分けられたフォルダーでの管理、保管、共有が可能となり、業務プロセスの一元管理が実現されます。

さらに、この機能は「Create!Webフロー Cloud」に標準搭載されているため、同サービスのユーザーは追加の費用負担なく、すぐに利便性の向上を享受できるのです。

FUJIFILM IWproの特徴

「FUJIFILM IWpro」は、文書の自動取り込みから仕分け、データの共有・管理・出力までを一元的に行えるクラウドサービスです。このサービスは、企業の業務プロセスを一つのプラットフォームに統合し、DX（デジタルトランスフォーメーション）を全面的に支援します。特にセキュリティや操作の簡便さが強化され、現代のビジネスシーンにおける実用性が高まっています。

経済効果と今後の展望

インフォテックの社長、山田智次氏は、この新機能が業務プロセスの効率化に大きく寄与することを期待し、複雑な書類管理をシンプルにすることで顧客の成功体験を一層強化していく姿勢を示しています。

富士フイルムビジネスイノベーション株式会社のマーケティング部長、瀧澤基氏も本連携の開始を歓迎し、今後のパートナーシップの強化によって様々なソリューションを提供していく意向を表明しました。

このコラボレーションにより、情報の透明性や迅速な業務処理が実現され、企業にとっても大きなメリットが期待されます。デジタル時代における新たな業務スタイルを模索する多くの企業にとって、この連携機能は重要な一歩になるでしょう。今後のさらなる発展から目が離せません。