奈良にて国際女性デーを祝う「グラスルーツ・アカデミー」開催決定

奈良での「グラスルーツ・アカデミー」開催の意義

2025年9月20日から23日にかけて、奈良県明日香村で「グラスルーツ・アカデミー」が開催されます。このイベントは、NPO法人ウィメンズアイが主催し、全国からの若者と地域の女性が集まり、持続可能な地域開発をテーマにコミュニケーションを図ります。国際女性デーを祝う意味も込めて行われるこの取り組みは、地域と若者の未来を見据えた重要な場となるでしょう。

グラスルーツ・アカデミーとは？

「グラスルーツ・アカデミー」は、2015年に始まり、特に東北地域で活躍する女性たちが集まり、互いに経験をシェアし、学ぶことでエンパワーメントを図るイベントです。これまで震災を乗り越えてきた女性たちの力を引き出し、地域課題に取り組むための仲間を増やすことを目的としてきました。今回、奈良で開催されるにあたって、全国から参加者を募り、さらに多様性のある意見交換が期待されます。

プログラム内容

今回のテーマは「うちとそとを繋ぐコミュニケーション～若者世代と描く公正な地域づくり～」です。これは、地域に根差した文化や伝統を尊重しつつ、新たな視点を取り入れることを目指しています。特に気候変動や持続可能な生活に焦点を当て、若者世代と共に未来の地域コミュニティの形を議論します。

参加者の要件

- 若者世代（15名）: 15歳から20代前半で、気候変動や環境活動に関心がある名前性別不問です。全プログラム参加が求められます。
- 地域女性（15名）: 活動を通じて地域を良くしたい20代から30代の女性。こちらも全プログラム参加が必要です。

参加費は若者世代は無料、一方地域女性は4日間で30,000円となりますが、「参加応援枠」が設けられ、経済的に厳しい方には費用軽減の配慮もあります。

ウィメンズアイについて

ウィメンズアイは、東日本大震災後に設立され、地域女性のエンパワーメントを推進する市民団体です。彼女たちの経験や知恵を社会に返すことを目指し、様々な講座やイベントを通じて地域活性化に努めています。
今回の「グラスルーツ・アカデミー」は、地域と若者が手を取り合い、未来を築く重要な機会です。参加を希望する方は、ウィメンズアイのウェブサイトをチェックし、4月に告知される申し込みから早めに登録することをお勧めします。