国際陶磁器展美濃
2017-08-03 18:42:15

自由な発想で築くやきものの未来、国際陶磁器展美濃開催の魅力

世界最大級の陶磁器コンペティション、国際陶磁器展美濃



1986年に始まり、3年ごとに開催される「国際陶磁器展美濃」。この展覧会は、陶磁器の未来に向けた自由なアイデアを持つ作品を求める、大規模な国際コンペティションです。2023年には第11回目が開催され、過去最多タイの2,466作品が、世界60カ国から寄せられました。

受賞作品と審査の舞台裏



審査の結果、グランプリは該当なしとなりましたが、金賞を受賞したのは加藤智也さんの「Topological Formation」とSITA WONGさんの「Hundred Rice Bowls」です。審査員の一人である中田英寿氏は、国際陶磁器フェスティバル美濃’17の総合プロデューサーとして名を馳せています。さらに、メトロポリタン美術館の日本美術キュレーターを含む国内外の著名な審査員が参加し、この展覧会の注目度は一層高まりました。

最近の陶磁器は、伝統的な技法に新しい視点を加えることで、未来に向けた作品へと進化しています。審査委員長の高橋氏も、各作家が真剣に取り組んだ結果をもとに選考を行ったと言及しており、作品への情熱とともに厳正な審査が行われたことが伺えます。

陶磁器芸術の新たな試み



国際陶磁器展美濃のテーマは「土と炎の国際交流」。これは、陶磁器を通じて異文化が交流し、新しい価値が生まれることを目的としています。会場では142の優れた作品が展示されており、来場者はそれぞれの作品から多様な視点や文化を感じ取ることができます。

フェスティバルの意義



国際陶磁器フェスティバル美濃は、陶磁器のデザインや文化を国際的に交流させ、業界の発展を促すことを目的としています。ここで展示される作品は、陶磁器の新たな可能性を切り拓くものであり、国内外の作家たちにとっても大きな意味を持っています。

「未来を切り拓くやきもの」とは何か、これは作家に限らず、見る者にとっても常に考えさせられるテーマです。この展覧会を通じて、陶磁器の新たな息吹や可能性を感じられる絶好の機会です。

ぜひ、会場を訪れてみて



陶磁器展美濃では、2017年9月15日から10月22日までの期間限定で展示が行われます。この特別なイベントをお見逃しなく、ぜひ現地に足を運んで、世界各地から集まった才能の競演を体感してください。

会社情報

会社名
国際陶磁器フェスティバル美濃実行委員会
住所
岐阜県多治見市東町4-2-5セラミックパークMINO内
電話番号
0572-25-4111

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