旅行のストレス軽減!洋服を手のひらサイズに圧縮する画期的な機械が登場
株式会社SJOY(本社:東京都江東区)は、旅行客の荷物軽減を目的とした「洋服専用自動圧縮機」のプロトタイプを完成させ、羽田空港での実証実験を行うことを発表しました。
この機械は、洋服を手のひらサイズに小さく圧縮する技術を搭載しており、従来の圧縮袋や圧縮ポーチよりもはるかに効果的にコンパクトにすることができます。
実証実験は羽田空港第2ターミナルと第1ターミナルで実施
実証実験は、羽田空港第2ターミナルでは2024年11月13日(水)〜11月14日(木)、第1ターミナルでは2024年11月25日(月)〜11月26日(火)に実施予定です。
場所は以下の通りです。
第2ターミナル: 2F出発ロビー出入口1番付近カフェ&ビアレストラン アビオン横
第1ターミナル: 2F出発ロビー 南ウィング出入口1番と2番の間
実証実験の背景:空港での荷物増加に悩む旅行客の声から生まれた革新技術
SJOYが行ったアンケート調査によると、空港でのお土産購入は非常に多く、90%以上の人が追加購入していることが分かりました。しかし、同時に着用後の洋服がかさばり、荷物が増えてしまうことにストレスを感じているという声も多数寄せられました。
そこで、SJOYは「洋服専用自動圧縮機」を開発し、洋服をコンパクトにすることで、旅行客の荷物のストレス軽減を目指しています。
実証実験の内容:洋服を圧縮して荷物をスッキリ!
実証実験では、空港内に「洋服専用自動圧縮機」を設置し、実際に圧縮体験をしていただきます。
空港内のパッキングエリアやベンチなどで荷物の入れ直しをする際、着用後の服が手のひらサイズに小さく圧縮されることで、スムーズに整理ができ、ストレス軽減や効率の向上に貢献します。
実証実験の期待効果:快適な旅行体験を提供
「洋服専用自動圧縮機」を活用することで、荷物がかさばることへのストレスが軽減され、空港内での荷物整理やお土産の追加購入時の利便性向上が期待されています。
共同開発企業:terminal.0、株式会社オカムラ、大同信号株式会社
本実証実験には、空港を主要テーマに置いた研究開発と実証実験を行うためのR&Dとコワーキングの拠点「terminal.0」をはじめ、複数の企業が協力および参加しています。
terminal.0: 羽田空港ターミナルを建設・管理・運営を行う会社が設立した、空港関連の研究開発拠点。
株式会社オカムラ: ポータブルバッテリー「OC」を提供。圧縮機の使用には待ち時間が発生するため、その間、スマホやタブレットの充電に活用できます。
*
大同信号株式会社: 「グラフィック調光パーテーション」を提供。圧縮機を使用する際にプライバシーを保護します。
今後の展望:空港、そして公共施設への導入を目指し、進化を続ける
SJOYは、本実証実験の結果をもとに、導入効果や課題を分析し、本機械およびシステムの改良を進めます。また、空港を含む地方自治体や公共施設への導入を目指し、まずは主要な空港や都市部を中心に段階的な取り組みを行う予定です。
さらに、利用者の声を定期的に収集して反映することで、ニーズに応えられる柔軟なシステムづくりを目指していきます。