中高生向けのプログラミング競技「AtCoder Junior League 2024 Winter」結果発表

中高生向けプログラミング競技「AtCoder Junior League 2024 Winter」開催

AtCoder株式会社は、2024年冬季に行われた中高生向け学校対抗競技プログラミング「AtCoder Junior League 2024 Winter」の結果を発表しました。この大会は、国内の中学校、高校、高等専門学校、高等専修学校に在籍する1年生と2年生を対象に、2024年10月から2025年3月までの期間で実施されたものです。

AtCoder Junior Leagueの概要

「AtCoder Junior League」は、AtCoderが主催する中高生向けの学校対抗競技プログラミングイベントです。参加者は、AtCoder Beginner Contest（ABC）、AtCoder Regular Contest（ARC）、AtCoder Grand Contest（AGC）などのアルゴリズム部門と、AtCoder Heuristic Contest（AHC）のパフォーマンスを元にスコアが算出され、順位を競います。

今年度の競技には、全国の中学校から56校114名、高校から135校380名、つまり合計494名がアルゴリズム部門へ、そして中学校25校53名、高校71校139名の合計192名がヒューリスティック部門にエントリーしました。

入賞校と入賞者

入賞者の発表では、アルゴリズム部門で中学校と高校のそれぞれ上位20校と各学年の上位20名、ヒューリスティック部門では上位10校と各学年の上位10名が対象となり、AtCoderから賞状と記念品が贈呈されます。

具体的には、アルゴリズム部門では、筑波大学附属駒場中学校からは5名が入賞、特に1年生のkazuppaさんは252,802点で見事トップに立ちました。2年生部門では国立市立国立第二中学校のyuutyannさんが229,279点で1位に輝きました。高校部門では、1年生のfact493さんが644,399点で圧倒的な成績を残し、さらに2年生のshiomusubi496さんが1,324,852点という驚異的なスコアで1位に。