株式会社Jiteraが発表した新機能
株式会社Jiteraは、2023年10月、開発AIエージェント「Jitera」に新たに「Excelインポート機能」を搭載したと発表しました。この新機能は、開発現場で広く使用されるExcel形式の仕様書や設計文書を、AIが正確に理解できるHTML形式に変換し、直接「Jitera」に取り込むことが可能となるものです。この取り組みにより、多くの開発プロセスが効率化されることが期待されています。
これまでの課題
開発現場では、システムインテグレーター(SIer)などが主体となり、設計情報を多くの場合Excel形式で管理しています。Excelファイルには、行や列をまたがる情報に加え、図形、色分けされたデータなど多様な構造があります。そのため、これをAIが正確に読み取るのは非常に困難でした。その結果、Excel形式のドキュメントを取り込むためには、情報が失われたりフォーマットが崩れる等の問題が常に付きまとっていました。
これまではマークダウン形式を用いてExcelをインポートする際、必要な情報が抜け落ちたり、厳密なレイアウトが再現できない場合が多く、このために開発現場では手間や工数がかさんでいました。AIの導入を活用して効率よく開発を進めるべき場面で、かえって負担が増えてしまうという皮肉な状況があったのです。こうした課題を解消すべく、JiteraはExcelファイルを直接読み取れるインポート機能の開発を進めたのです。
新機能の仕組み
「Jitera」のExcelインポート機能を利用することで、開発者は複雑な設計書を「Jitera」内に一度に取り込むことができます。これはAIによるチャットやコーディング作業に直結し、スムーズな業務運用が可能になります。新機能では、HTML形式を採用することにより、従来のマークダウン形式よりも高い表現力を実現。これにより、Excelの構造やレイアウトを保持可能で、情報が抜け落ちることもなくなります。
機能の特長
- - 複雑なExcelファイルに対応: システムインテグレーションで必要とされる複雑な設計ドキュメントを、高精度のHTML形式でインポートします。
- - 表現力の向上: マークダウン形式から脱却し、情報の整合性やレイアウト保持を実現。
- - 迅速なAI活用が可能に: インポートされた設計情報をもとに、AIとのインタラクションが行え、そのままコーディングや仕様の調整に役立てることができます。
今後の方向性
株式会社Jiteraは、このExcelインポート機能にとどまらず、PowerPointやWordといった他のOffice文書の取り込みにも対応していく予定です。これにより、開発現場に一層寄り添った製品改善が期待され、開発者がスムーズにAIを活用できる環境の構築を目指しています。
Jiteraとは
開発AIエージェント「Jitera」は、従来の開発手法を革新することを目的とした自動化プラットフォームです。既存システムのコードを解析し、高品質な設計書を生成。また、システムの理解を促進し、効率的な開発・改修を実現します。さらなる詳細は
こちらをご覧ください。
問い合わせ先
株式会社Jitera
代表取締役 栁澤 直
所在地: 東京都港区西新橋1丁目2-9 日比谷セントラルビル 14階
ウェブサイト:
Jitera公式サイト