タブレット操作で簡単本格配信！NTTSportictと朝日放送テレビが次世代ライブ配信システム「STADIUM TUBE Touch」リリース

株式会社NTTSportictと朝日放送テレビ株式会社は、タブレット端末を操作することで、カメラマンなしで誰でも簡単に本格的な試合配信ができる新たなサービス、「次世代型マルチアングルライブ配信システム STADIUM TUBE Touch」を2024年8月にリリース予定です。

このサービスは、Webブラウザで簡単にライブ映像を切り替えが可能なクラウドシステムで、最大4台までのカメラ（またはスマートフォンの映像）接続に対応しています。タブレット端末などのブラウザから専用ページにアクセスし、ログインすることで、ライブ映像を確認できます。タッチ操作で画面を切り替えることができ、誰でも簡単にプロのような映像制作が可能です。さらに、カウントやスコアなどのデザイン表示、テロップ表示、プレーのリプレイ挿入などもボタンひとつで行えます。

「STADIUM TUBE Touch」は、常設型モデルとレンタル型モデルの2つのモデルが用意されています。常設型モデルはわかさスタジアム京都のみ対応で、野球専用AIカメラ「STADIUM TUBE DoublePlay」と2台のPTZカメラ、タブレット端末が常設されています。レンタル型モデルでは、デジタルビデオカメラ、三脚、バッテリー、回線ケーブルなどの機材とタブレット端末を要望に応じてレンタルできます。

現在は野球のライブ配信を念頭に置いたサービスですが、今後はサッカーやバスケットボール、バレーボールなど、多様なスポーツへの対応はもちろんのこと、イベント配信や運動会配信、カンファレンスや企業内イベントなど、スポーツ以外の用途にも活用できるよう開発を進めています。

スマートフォンでの分離操作も可能で、2人で分担して作業するなど、様々な利用シーンに適用できます。例えば、1人がカメラ切り替えやリプレイ挿入、テロップ挿入を行い、もう1人がカウント入力などを担当するといった分担が可能です。

「STADIUM TUBE Touch」は、スポーツのライブ配信を通じて「地域スポーツ✖ICT」を合言葉に、地域密着のデジタル化社会の実現を目指しています。