福島発、次世代型警報機「GROXA(R)-A」の全貌
福島県本宮市に本社を置く株式会社日本遮蔽技研は、エッジAIを活用した新しい威嚇警報機「GROXA(R)-A」を本格展開します。このシステムは、会津大学が開発した特許技術をもとに、同社と共同研究により生まれたものです。主に熊やイノシシなどの野生動物の被害を未然に防ぐために設計されています。
技術の根幹にある意義
日本遮蔽技研は、東日本大震災および福島第一原子力発電所事故を経て設立された企業で、地域の安全安心なまちづくりを目指しています。その理念に基づき、放射線遮へい技術や画像認識AIを活用して、震災後の福島が抱える多様な社会課題の解決に取り組んできました。
GROXA(R)-Aは、これまでの技術開発の集大成とも言えるもので、特に増え続ける獣害問題や太陽光発電施設を狙った盗難対策へのニーズに応えています。具体的には、リアルタイムで人や車両、さらには野生動物を識別し、威嚇警報を発報します。
GROXA(R)-Aの特長
1.
エッジAIによる高精度認識
従来はクラウド側で画像解析を行っていましたが、GROXA(R)-Aは本体にAIを内蔵しているため、現場で瞬時に判定が可能です。これにより、獣害のみならず、防犯対策にも寄与します。
2.
威嚇効果の強化
回転灯と大音量による強力な音声警報を組み合わせており、心理的な抑止効果が期待できる設計です。この効果は、実証試験でクマの追い払い効果にも確認されました。
3.
どこでも運用可能
ソーラーパネルとバッテリーで駆動するため、電源のない場所でも使用可能です。山間部や農地、太陽光発電施設などでも運用できるストレスフリーな設計です。
4.
サブスクリプションモデル
初期投資を抑えることができるサブスクリプションモデルを採用しており、自治体や民間企業の導入がしやすい点が魅力です。
地域社会の課題解決に向けて
近年、全国各地では熊による人身被害や農作物被害が深刻化しています。人口が減少する中、巡回警備や監視業務を承け負う人材も不足しています。このような状況を踏まえ、日本遮蔽技研は「AIによる見守り」システムの構築を目指しています。GROXA(R)-Aは、単なる警報機ではなく、事故が起きてから対応するのではなく、前もって対応できる社会を実現するための新しい安全インフラです。
未来に向けた展開
日本遮蔽技研は、「フクシマで培った知恵を、日本の安心基盤へ」のスローガンのもと、今後も地域自治体や企業、研究機関と連携し、安全自動化インフラの社会実装を加速していきます。最終的には、誰もが安心して住める地域社会の実現を目指しています。
会社概要
- - 商号: 株式会社日本遮蔽技研(ニッポンシャヘイギケン)
- - 代表者: 代表取締役 平山 泉
- - 所在地: 福島県本宮市本宮字坊屋敷276番地
- - 設立: 2020年3月(創業2021年8月)
- - 事業内容: 放射線遮へい・測定技術、画像認識AIを活用した保安製品・サービス、光応用技術(レーザー)
- - 資本金: 4,050万円
- - URL: https://nipponsyaheigiken.com/
- - 親会社: Genki Group 株式会社サンガジャパン
- - 親会社グループURL: https://genki-group.jp/