さくらフォレストが語る紙カレンダーの魅力と顧客参加型制作の舞台裏
先日、福岡市に本社を構えるさくらフォレスト株式会社が運営する通販ブランド「さくらの森」が、2027年版カレンダー制作のためのデザインアンケートを実施しました。この取り組みは、254名のお客様の声を反映させることで、単なる製品ではなく、顧客との関係性を深めることを目指しています。
想いを形にする取り組み
さくらの森は、創業当初から「ともに豊かに」という理念を大切にしています。毎年提供しているオリジナルカレンダーは、顧客の日常がより良いものになるよう願いが込められたプロダクトです。手にする人に喜びを届けるため、デザイン完結を社内の判断だけで決めるのではなく、顧客と共同で進めるスタイルを選びました。
アンケートの実施とその結果
2026年6月から7月にかけて行われたデザインアンケートでは、利用者に対してカレンダーに求める要素を尋ねました。多くの回答が「スマホの時代でも紙カレンダーが手放せない」といったものであり、特に「一覧性」「文字の見やすさ」が支持される要因となっていました。
参加した254名のうち、約67%が女性、約32%が男性という結果が示すように、特に60代以上の年齢層から強い支持を得ています。彼らが語ったのは、スマートフォンよりも一目で情報を把握しやすい紙カレンダーの、実用的な価値です。
「スマホは持ち運べるが、文字が小さくて見づらい」「紙ならば数ヶ月先の予定も確認しやすい」といった意見から、ユーザーの生活の中で紙のカレンダーがどう位置づけられているかが見えてきます。昇進追跡や健康管理のための道具としても活用されている点は、紙カレンダーの重要な役割を再認識させられます。
活用方法の多様性
アンケートでは、カレンダーの用途として「日々のメモ」が51%と最多で、「日付・予定の確認」が28%と続きましたが、特筆すべきは健康管理への利用です。回答の中には「サプリの管理」「血圧測定の記録」「通院日を忘れないため」など、健康に関する意識が伺える内容が多く見受けられました。特に、家族やペットの健康を見守るためにカレンダーを活用する様子が印象的です。
顧客の声が反映されたデザイン案
デザイン案に関する選択肢では、「水彩風」が約49%の支持を得ており、その理由として「透明感」や「優しい印象」が挙げられています。また、モチーフについては、「風景」「動物」「お花」が接戦を繰り広げ、三つのテーマをそれぞれ継承する形でカレンダーが制作されることが決定しました。これにより、毎月違った楽しみを提供することができるのです。
最後に
さくらの森は、このプロジェクトを通じて人と人との繋がりや温かさを大切にしながら、顧客の期待に応える製品づくりを行っていくとしています。2027年版カレンダーは、より多くの人々に愛される商品に仕上がることでしょう。こうした取り組みによって、紙カレンダーの新たな価値が見える化され、確かな理由を持って選ばれ続ける存在になることが期待されます。