生成AIを駆使したまちづくりへの挑戦
2025年7月24日から25日まで秋葉原UDXで開催された「まちづくりデザインWEEK2025」に、生成AIの実装を進めるPolimill株式会社が出展しました。この展示会は、まちづくりにおける課題を解決するために、産官学民が一体となってイノベーションを生み出すことを目的としています。
出展の背景と目的
Polimillは、デジタルトランスフォーメーション(DX)を推進し、持続可能な開かれたまちづくりを実現するための理念に賛同し、此の展示会に参加しました。行政業務の効率化を目指す「QommonsAI」と、市民参加を促す「Surfvote」の二つのサービスを紹介。多くの自治体関係者がブースに訪れ、興味深く展示を観覧しました。この機会を通じて、行政と市民の新しい関係構築の可能性を探ることができました。
出展内容詳細
展示ブースでは、主に二つのサービスを紹介しました。まず、
QommonsAI(コモンズAI)は、自治体用に設計された生成AIサービスです。議会答弁資料や挨拶文といった書類の下書きが簡単になり、政策立案のサポートも行います。最新のAIモデルであるGPT-4oや、日本が誇る国産AI「PLaMo」を標準搭載しており、自治体職員の間で急速にその重要性が認識されています。
次に紹介したのは
Surfvote(サーフボート)です。このデジタル民主主義プラットフォームによって、市民は社会課題や政策テーマについて意見や投票が行えるようになり、行政と市民の対話が見える化されます。この仕組みにより、地域住民が直接的に意思決定に参加できるようになり、自分の意見が重要視される環境をつくることが可能です。
出展による成果
「まちづくりデザインWEEK2025」での出展を通じて、Polimillは自治体関係者に新しい行政サービスの在り方を提案すると共に、地域課題の解決に向けた連携の重要性を再認識する機会を提供しました。行政と市民が協力して地域問題を解決し、より良い社会を作るための道筋が形成されつつあります。
次回出展予定
Polimillの活動はこれで終わりではありません。次回の展示会は
地域xTech東北という名で、2025年8月27日から28日まで仙台国際センターで開催されます。こちらでも新たなアイデアや技術を広く紹介する予定ですので、引き続き注目したいイベントです。
(この内容はPolimill株式会社の公式報告を基にしています。)