株式会社TriOrbが米国市場進出を加速、新たなプログラム「GSAP 2024」に選定

株式会社TriOrbが「GSAP 2024」に選定

株式会社TriOrbは、北九州市小倉北区に本社を置く企業で、海外進出を目指しているスタートアップです。今年度、同社は日本貿易振興機構（ジェトロ）の「グローバル・スタートアップ・アクセラレーションプログラム（GSAP）」の新設された「Manufacturing Techコース by industry 4.0」に選ばれました。この選定は、TriOrbが北米市場への進出を加速するための大きな一歩となります。

前年度の取り組みと成果

昨年度、TriOrbはGSAPの「Global Preparationコース」に参加し、効果的な英語でのピッチトレーニングや、国内外の顧客・投資家とのネットワーキングイベントでの舞台経験を積んでいます。特に、シリコンバレーで行われたピッチイベントに登壇し、国際的なプレゼンスを強化しました。これにより、TriOrbはグローバルな展開において重要な基盤を築くことができました。

新たな「Manufacturing Techコース」の特徴

新設された「Manufacturing Techコース by industry 4.0」は、北米中西部を拠点とする業界のアクセラレーター企業によって促進され、特に製造業における技術革新を目指すスタートアップを支援します。同コースでは、以下の活動が実施されます：

- 産業技術関連の高度な知識と技能の習得
- 北米製造市場の理解を深め、効果的な市場参入戦略の構築
- 潜在顧客や投資家との関係を築くネットワーキング機会の提供

TriOrbはシカゴとデトロイトを訪問し、ブートキャンプ、ビジネスパートナーとの面談、メンタリング、さらに投資家向けのデモデイに参加する予定です。これにより、北米市場でのビジネスチャンスを広げることが期待されています。

将来への期待

「Manufacturing Techコース」への参加は、TriOrbにとって重要な成長機会です。昨年度のGSAPで得た経験をもとに、同社は北米市場での存在感を一層高め、新たな事業機会を切り拓くことができるでしょう。また、業界のリーダーおよび投資家とのつながりを通じて、さらなるビジネスの発展が期待されます。