越境EC支援のマルコネクト、IT導入補助金に採択される

株式会社マルコネクト、IT導入補助金2023に採択

福岡市を拠点とする株式会社マルコネクトが、IT導入補助金2023における「IT導入支援事業者」に認定されました。この補助金は、中小企業や小規模事業者がITツールの導入による生産性向上を目指す支援を行うもので、マルコネクトは越境ECの構築や運用サポートに特化し、その効果を最大限に引き出すことを目指しています。

マルコネクトは、会計ソフト、受発注ソフト、決済ソフト、そしてECソフトを取り入れた「デジタル化基盤導入枠」において、補助対象となる様々なサービスを提供しています。これにより、企業は越境ECサイトを立ち上げる際の導入設定や研修、またその後の保守サポートを受けることができ、業務の効率化と労働生産性向上に貢献します。

SDGsへの取り組み

マルコネクトは、インターネットの多言語化支援を通じて、訪日外国人対応やグローバルビジネス推進の活動を行っています。一つの目標として掲げられているのは、すべての人が「自分らしく」「よく生きられる」世界を実現することです。この理念は、SDGsの原則にも通じるものであり、企業が社会に対して果たす責任も積極的に果たすことを目指しています。

2023年5月には、「福岡市海外ECトライアル推進事業」の市内パートナー企業としても登録され、今後は東南アジアや台湾をターゲットとした越境EC支援に邁進しています。

越境ECの市場動向

越境EC市場には、歴史的な円安や復活する訪日インバウンドなど、成長の可能性が広がっています。特に2023年8月に発表された経済産業省の調査によれば、世界の越境EC市場は2030年には7兆9,380億USドルに達すると予測されています。

これに伴い、日本企業は新たな販路として海外市場への進出を目指しており、マルコネクトでは各種ハードル（言語の壁、決済、物流、法令等）に対して包括的な支援を行っています。具体的には、ニーズ調査から海外販売戦略の策定、アカウント開設、商品情報の翻訳、運営体制の構築まで、幅広いサービスを提供しています。

企業情報

株式会社マルコネクトは、2019年に設立され、企業のグローバル展開を支援するインターネット多言語化サービスのベンチャー企業です。本社は福岡市中央区に位置し、代表取締役CEOの新倉明氏のもと、海外販売（越境EC）や化粧品通販、Web・音声翻訳事業など多岐にわたるサービスを展開しています。弊社の取り組みは、単にビジネスの効率化を目指すだけでなく、社会全体の持続可能性に寄与することを重要視しています。

マルコネクト公式サイト

今後の越境EC支援に関する展望や具体的な取り組みについては、ぜひ公式サイトをチェックしてみてください。