ADKグループとKRAFTON Inc.が戦略的パートナーシップを締結

ADKグループとKRAFTONの新たな提携

株式会社ADKホールディングス（以下「ADK」）が、韓国のグローバルIP企業KRAFTON Inc.（以下「KRAFTON」）との間で戦略的パートナーシップを結び、資本参加を通じた協業を開始しました。この新たな提携は、ADKグループが進めるファングロース戦略を加速させるもので、今後の成長が期待されています。

1. 提携の背景と意義

ADKホールディングスは、2017年にベインキャピタルが関連会社BCJ-31を通じて株主となり、翌年には非上場化を果たしました。この背景には、広告の収益構造が変化する中で、デジタル化に対応したビジネスモデルの再構築が求められていたことがあります。KRAFTONとの協業は、この流れにさらなる弾みをつける狙いがあります。

特に、ADKはアニメやコンテンツビジネスを通じて、広告・マーケティング事業の強化を図りたいと考えており、KRAFTONの持つグローバルなネットワークやテクノロジーを活かした新たな展開に期待が寄せられています。両社の強みを組み合わせることで、広告の領域を超えた新たなビジネスチャンスが生まれることが予想されます。

2. KRAFTONについて

KRAFTONは2007年に設立された企業で、多彩なゲームコンテンツを開発・提供しています。グローバル市場をターゲットに、クリエイティビティと技術を駆使して、ゲームの楽しさを追求し続けています。KRAFTONの代表であるキム・チャンハンは、ADKとの協力により、両社の強みを有機的に融合し、世界中のユーザーに新たな価値を提供することに意欲を示しています。

3. 今後の展望

ADKは、KRAFTONとの提携を通じてファングロース戦略を一層加速させていく方針です。
これにより、新しい市場へのアクセスや、デジタルマーケティングの強化も図ることができるでしょう。特に、日本市場におけるコンテンツの強化や新規事業の展開など、さまざまな可能性が開かれています。ADKホールディングスのCEOである大山俊哉は、KRAFTONとの協業によって、より多くのファンを生み出し、ファンとの関係を深めることで、持続可能な成長を実現できると確信しています。