シリア・アレッポ展
2025-07-03 11:21:27

名古屋造形大学が企画するシリア・アレッポの展覧会と映画上映会

名古屋造形大学では、2025年度特別企画展「遠い空のアレッポ」が開催されます。この展覧会は、7月21日から8月3日までの間、名古屋造形大学ギャラリーで行われます。入場は無料で、予約も不要です。学生たちが中心となり企画されたこの展覧会では、内戦で難民となった少女ドゥーニャの物語を描いたアニメーション映画『ドゥーニャとアレッポのお姫様』を通じて、シリアの現実を伝えることを目的としています。

映画『ドゥーニャとアレッポのお姫様』は、6歳の少女ドゥーニャが、内戦によって追われた故郷アレッポから逃れ、壮大な旅をする物語です。この作品は、ファンタジー要素を交えながら、難民たちが直面する過酷な現実に対する理解を深めてくれます。学生たちは、この映画を通じてシリアの文化や風土に触れ、戦争の影響を受けた人々の苦しみや希望を内面的に考える機会を得ました。

展覧会では、来場者がシリアに関する情報を得ながら、同時に社会問題について考えることができるようになっています。併せて、関連イベントとして7月26日には映画上映会と渡部陽一氏の講演会も行われます。

映画上映会では、アニメ映画『ドゥーニャとアレッポのお姫様』の視聴後、高学年から高校生を対象に映画の感想を話し合う対話プロジェクトも行います。また、渡部陽一氏をトークイベントに招き、「世界からのメッセージ~希望ある明日のために~」というテーマで講演を行います。

特に、シリアに関する情報は、一般的には遠い国の出来事として捉えられがちですが、身近な問題として考える機会を持つことが重要です。この展覧会を通じて、学生たちが提起した思いを、多くの方々と共有したいとの願いが表れています。

名古屋造形大学は、名城公園の近くに位置し、新たな都市型芸術大学として地域に密着し、アートやデザイン、エンタテインメントを通じて社会とつながる役割を果たしています。このプロジェクトもその一環として、地域の人々や学生たちが一緒に考え、学ぶ場になります。

展覧会は平日の午後1時から6時、土日祝日は午前10時から午後5時まで開かれています。ぜひこの機会に、シリア問題に触れ、共に考えるきっかけを作りましょう。名古屋造形大学での一連のイベントに参加される方は、公共交通機関をご利用ください。


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学校法人同朋学園
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愛知県名古屋市中村区稲葉地町7-1
電話番号
052-411-1111

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