ITインフラエンジニアを体験する実機演習を福岡で開催

株式会社アイエスエフネットは、2025年2月13・14日の2日間にわたり、福岡デザイン＆テクノロジー専門学校において、学生向けのネットワーク実機演習を実施しました。このプログラムは、将来のITインフラエンジニアを目指す学生にとって貴重な体験となりました。

実機によるハンズオン演習

本演習は、実際のネットワーク機器であるCisco機器を使ったハンズオン形式で行われました。学生たちは、まずCisco機器の基本操作を学び、それからVLANの設定方法やルーティングテーブルの解釈、スタティックルーティングの設定を実際に行いました。このような実践的な取り組みを通じて、学生たちはネットワーク技術の基礎を確実に理解することができました。

企業のニーズに応える新たな取り組み

この演習を企画した背景には、専門学校から寄せられた声がありました。「ITインフラを学ぶ学生が実機環境を使って学べる機会が少ないため、より実践的な知識を身につけたい」との要望に応える形で、株式会社アイエスエフネットが実機演習を開催したのです。

現役エンジニアとの交流

演習当日は、現役のエンジニアが指導にあたり、学生たちは業界の実情を直に体験しながら学ぶことができました。参加者からは、「知識ゼロからスタートしましたが、実際にケーブルをつなぎ、動作を確認することで自信がつきました」といった好評の声が寄せられ、実際に現場で求められるスキルの習得へと繋がる充実した内容でした。

企業としての使命

株式会社アイエスエフネットは、ITインフラに特化した企業として約2,000名のエンジニアを抱えており、日本国内をはじめ、中国、韓国、シンガポールに拠点を持つなど、グローバルに展開しています。また、「人財育成会社」としてのブランドを掲げ、ITインフラエンジニアの育成に力を注いでいます。今回の演習もその一環であり、学生が将来のキャリアに向けて一歩を踏み出す手助けになることを目指しています。

福岡デザイン＆テクノロジー専門学校との連携

福岡デザイン＆テクノロジー専門学校は、1996年の設立以来、ITおよびデザイン分野に特化した人材育成をおこなっています。産学連携教育を通じて、社会で求められる人材を育成することに注力しており、本演習もその一環として位置づけられています。学生たちは、実機演習を通じて自らのスキルを磨き、エンジニアリングの世界により深く触れる機会となりました。

今後の展望

このような実機演習は、学生たちだけでなく、弊社にとっても新たな取り組みであり、参加した学生に対しては今後の採用選考での参加機会も提供するなど、さらに業界全体の成長に寄与できるよう努力していきます。将来的には、多くの学生がITインフラエンジニアの職に就き、技術の発展に貢献してくれることを期待しています。