常石グループが新たな複合施設「せとのおか」を完成
2023年、広島県福山市にある常石グループが従業員向けの新しい複合施設「せとのおか」を開業しました。この施設は、従業員寮と一般客も利用できるホテルを併設しており、地域の活性化とともに社員の福利厚生の向上を目指しています。
背景と目的
新施設の建設は、老朽化した従業員用寄宿施設「海友荘」の閉鎖に伴って行われました。常石グループは、「社員の幸せのために事業の安定と発展を追求する」という理念をもとに、より良い働きやすい環境を提供しながら、地域社会への貢献も重視しています。これにより、地域の人々との交流を促し、地域経済を活性化させることを目指しています。
施設の詳細
1. ホテル
- - 所在地: 広島県福山市沼隈町常石甲1273番地
- - 建築構造: 鉄筋コンクリート造
- - 階数: 6階
- - 部屋数: 44部屋
- - 施設: レストラン、宴会場、会議室、多目的室、大浴場、ランドリー
2. 従業員寮
- - 所在地: 同上
- - 建築構造: 鉄筋コンクリート造
- - 階数: 6階(2階に入口)
- - 部屋数: 117部屋
- - 施設: 食堂、シェアダイニングキッチン、大浴場、ランドリー
一般の方は、ホテル内のレストランのみ利用可能です。
環境への配慮
常石グループは、カーボンニュートラルの実現を目指し、環境に配慮した設計を行っています。新施設は、建築物省エネルギー性能表示制度(BELS)の認証を取得し、従業員寮がZEH Oriented、ホテルがZEB Readyという評価を受けています。これにより、快適な室内環境を維持しつつエネルギー消費を抑えています。
地域との共生
常石グループは、「地域、社会と共に歩む」という価値観のもと、今後も地域とのつながりを強化し様々な取り組みを行っていく方針です。新たな複合施設「せとのおか」が、地域社会における新たな交流の場となり、社員にとっても快適で満たされた環境になることが期待されます。
このように、常石グループの新施設「せとのおか」は、社員と地域の双方にとって、価値ある存在として成長していくでしょう。今後の発展に期待が寄せられています。