SOMPOひまわり生命保険、AI-OCR導入で請求書類入力業務を効率化！顧客への支払いスピードアップ目指す

SOMPOひまわり生命保険株式会社は、2024年7月から保険金・給付金の請求書類入力工程に「AI-OCRエンジン」を導入しました。この導入により、手書きの帳票を含む請求書類のデータ入力業務を大幅に効率化し、顧客への支払いスピードアップを目指します。

これまで、同社では診断書（機械印字のみ）に限定したOCRを導入していましたが、新たにAI inside株式会社の「DX Suite」を採用することで、保険金・給付金等請求書や治療状況報告書など、手書きの帳票も処理対象範囲に拡大しました。

AI-OCRで実現する効率化と正確性

AI-OCRエンジンは、AI（人工知能）を活用して画像データのテキスト部分を認識し、文字データに変換する技術です。SOMPOひまわり生命保険では、この技術を活用し、顧客から提出される請求書類のデータ入力業務を効率化します。

具体的には、AI-OCRで読み取った情報のうち、確信度が高い項目は人による目視確認を省略。確信度の低い項目については、人の目による確認・補正を行うことで、データ入力の正確性を確保しています。さらに、社内データベースとの整合性チェックを実施することで、より正確で迅速なデータ入力を実現しています。

請求書類入力業務の約40%削減を目指す

今回のAI-OCR導入により、請求書類入力業務の約40％の削減を目指しています。これにより、顧客への保険金・給付金の支払い時間を短縮し、顧客満足度の向上に繋げることが期待されています。

今後の展開

SOMPOひまわり生命保険は、今後もAIなどのテクノロジーを積極的に導入することで、顧客への適切かつ迅速な支払いを実現する価値・サービスの提供および改善に努めていくとしています。健康になるための「毎日」に寄り添い、お役に立てる存在である「健康応援企業」として、社会貢献していくという強い意志を示しています。