ネオファースト生命の新たな試み
2026年4月から、ネオファースト生命保険株式会社はAIを駆使した給付金不正請求の検知の本格運用を始める。近年、保険業界では不正請求の問題が深刻化しており、自社の成長戦略の一環として、AI技術の導入を決断した。
AIによる不正請求検知
この取り組みは、2025年10月に導入されたシステムを基盤にしており、過去の給付金請求データを分析することによって「通常とは異なる特徴を持つ請求」や「過去の事例と類似した動き」を自動的に抽出する技術を搭載している。これにより、人の目では気づかれづらい兆候をも見逃さず、より広範な検出を可能にした。
さらに、2025年12月にはアンサンブル学習の手法を導入し、複数のAIモデルを組み合わせることで検知の精度を向上させている。この仕組みには、わずかな不審兆候を見逃さないモデル群と、その中から特に注意が必要な請求を判断するモデル群が含まれており、二段階構成で「検知の網を広げる」ことと「判断の精度を高める」ことが実現されている。
専門スタッフとの連携
本格運用は専門スタッフの迅速な対応を支えることを目指し、AIによる検知から対応要否の判断を迅速に行えるようにする。これによって、適正な請求に対する早期支払いや、不正の疑いが持たれる請求への早急な対応が期待されている。実際、すでに一定のモラルリスクの検出と優先度判断はAIの支援によりスムーズに行われている。
クリアな保険制度を目指して
ネオファースト生命は、保険制度を健全に保つためにこの取り組みを進める。給付金請求は本当に保障が必要な顧客に対して、安心を提供するための重要な制度であり、その信頼性を維持することが最も重要と位置づけている。
今後は、人的知見とAIを融合させた取り組みをさらに強化し、サービスの品質向上や顧客体験の向上を図っていく方針だ。データとテクノロジーを駆使し、公正で公平な保険サービスを提供することで「生命保険から人生保険へ」のビジョンを実現すべく、顧客の利便性向上に努める。
会社概要
ネオファースト生命保険株式会社は、1999年に設立され、東京都品川区に本社を置く。代表取締役社長の上原高志氏のもと、一生涯のパートナーとして「“あったらいいな”をいちばんに」ブランドメッセージを掲げている。今後もIT技術を活用し、業界のリーダーとしての存在感を示していくことが期待されている。