富士フイルムビジネスイノベーション、資源循環促進へ！業界最多12機種の再生複合機「ApeosPort-VII C R」シリーズ発売

富士フイルムビジネスイノベーション、業界最多12機種の再生複合機「ApeosPort-VII C R」シリーズを発売！

富士フイルムビジネスイノベーション株式会社は、A3カラー複合機「ApeosPort-VII C」シリーズの再生機として、「ApeosPort-VII C R」シリーズ6機種を7月19日から発売することを発表しました。

同シリーズは、部品リユース率最大84％を実現した再生機であり、新品として品質を保証されています。同社は、2022年9月に再生機「ApeosPort-VI C RC」シリーズ6機種を発売しており、今回、使いやすさを向上した「ApeosPort-VII C R」シリーズを新たに発売することで、業界最多となる計12機種の商品ラインアップを誇ります。

資源循環を促進し、環境負荷軽減を実現

「ApeosPort-VII C R」シリーズは、「使用済み商品は、廃棄物ではなく、貴重な資源である」という考えのもと誕生しました。同シリーズは、お客様から回収した使用済み複合機の使用履歴に応じて、機械・部品単位でリユースの可否を判断しています。摩耗、消耗した部品は交換し、リユースできる部品は分解、清掃、組立を行い、新品と同等の品質・信頼性を保証しています。

さらに、同シリーズは、部品リユース率（重量比）を最大84％実現することで、製品ライフサイクル全体（調達/製造/輸送/使用/廃棄）においてCO2排出量を新造機と比較して53％削減しています。例えば、プラスチック製の外装カバーにブラスト加工を施すことで、経年変化による黄ばみを除去し、リユース率を高めています。

使いやすさも向上

同シリーズは、「ApeosPort-VI C RC」シリーズと比較し、新たにスマートフォンで採用されているタップやスワイプ操作に対応したチルト機能付き10.1インチの大型操作パネル、センタートレイのお知らせライト、軽い力で閉じる用紙トレイを搭載するなど、ユーザーの使いやすさを向上させています。

富士フイルムビジネスイノベーションの資源循環への取り組み

富士フイルムビジネスイノベーションは、富士フイルムグループが定める重点課題の一つである「資源循環の促進」への取り組みとして、1995年に商品企画/開発/製造段階から廃棄に至る商品のライフサイクル全体を視野にいれた循環型システム「クローズド・ループ・システム」を構築しました。

2024年5月には、さらなる新規資源投入の抑制に向け、新規資源投入率を2030年度までに60％以下にする目標を制定しました。使用済み複合機やトナーカートリッジ、スペアパーツ等のリユースや、再生プラスチック、再生鉄等の再生材活用を拡大・強化していきます。

廃棄ゼロを目指し、循環型社会の実現へ

富士フイルムビジネスイノベーションは、今後も、リサイクル方針「限りなく『廃棄ゼロ』を目指し、資源の再活用を推進する」のもと、これまで取り組んできた資源循環への取り組みをより一層強化し、循環型社会の実現に貢献していきます。

ApeosPort-VII C Rシリーズの主な特長

印刷速度70～25枚/分（カラーA4ヨコ）の幅広い速度レンジに対応した商品ラインアップ。
業界最小クラスのトナー粒径を誇るSuper EA-Ecoトナーを採用し、1200×2400 dpiの高解像度出力を実現。
Smart WelcomEyesでセンサーがユーザーを検知し、自動的にスリープモードを解除。「省エネ」と「使いやすさ」の両立を実現。
「速熱IH-Fuser」を採用し、スリープモードからの復帰時間5秒以下を実現。電力消費量の低いスリープモード利用と使いたい時にすぐに使える利便性を両立。
スマートフォンで採用されているタップやスワイプ操作に対応したチルト機能付き10.1インチの大型操作パネルを新たに搭載し、軽快な操作性を実現。
センタートレイにお知らせライトを新たに搭載。出力用紙の取り忘れを防止。
軽い力で自動的に閉じる引き込みトレイを新たに搭載。
TLS1.3への対応やネットワーク通信の暗号化など、セキュリティ機能を搭載。
* 1パス両面同時読み取りに対応した自動原稿送り装置を標準装備。小サイズな用紙や不定形原稿サイズの読み取りに対しても、帳票の電子化作業が効率的に行える。

まとめ

富士フイルムビジネスイノベーションは、資源循環の促進と環境負荷軽減に貢献する再生複合機「ApeosPort-VII C R」シリーズを発売しました。同シリーズは、業界最多となる12機種のラインアップを誇り、幅広いニーズに対応しています。使いやすさの向上やセキュリティ機能の充実も図られており、企業の業務効率化と環境への配慮を両立させる製品となっています。