澤田秀雄氏が若手起業家を育てる新プログラム
公益財団法人SAWADA FOUNDATIONが運営する「澤田経営道場」は、2023年4月に開講する第9期生の一般募集を開始しました。この道場は、エイチ・アイ・エスの創業者であり、日本を代表する起業家の一人、澤田秀雄氏が設立したもので、未来の起業家や政治家としての素養を身につけることを目的としています。
澤田経営道場は2015年に設立され、その背景には自身の経営経験から得た知識やスキルを次世代に伝え、彼らの成長を助けるという強い意志があります。澤田氏は、スカイマークの設立やハウステンボスの再生といった数々の実績を持つ経営者であり、その理念は多くの卒業生達に影響を与えています。
独自の教育プログラム
澤田経営道場のプログラムは2年間で構成されており、学びと実践が融合した独自のカリキュラムが用意されています。最初の6か月間は座学研修で、経営理論や戦略論を基に、社会貢献を意識した考え方を学びます。その後の1年間は、実地研修として実際に企業でのトレーニングを行い、得た知識を現場で実践する機会を持ちます。
最後の6ヶ月間は自主研修の時間で、受講生それぞれの志に基づいて起業や選挙準備に取り組むことができます。これにより、実務的な知識と経験を積みながら、未来のリーダーとしての素養を磨くことができます。
志を持った若者を求む
募集要項では、原則として22歳から40歳までの志を持つ人材を対象にしており、年間約10名の定員です。応募者は、夢の実現や社会課題の解決に向けてリーダーシップを発揮できる能力が求められます。渡邉拓斗氏は、この経営道場を通じて「既成概念にとらわれず、世界で通用するリーダーを育成する」ことをミッションにしていると語っています。
さらに、澤田理事長は、現在の変動する情勢の中において、自己を高める機会がこの道場にあると強調。困難な状況を乗り越える力を養うことができる場であることを示唆しています。
卒業生の活躍
これまでに6期34人の卒業生が出ており、彼らは様々な分野で活躍しています。ゼロからビジネスを立ち上げる者、金融業界に挑む者、さらには市議会議員として地域貢献に努める者もいるなど、多岐にわたる経歴を持っています。参加者は、単なる学びに留まらず、自己実現に向けた力強い一歩を踏み出しています。
高い志を持った若者たちの挑戦を歓迎する澤田経営道場。次の時代を担うリーダーとしての素質を磨きながら、共に学び成長できる環境を整えています。興味がある方は、ぜひ道場のウェブサイトを訪れ、参加申し込みをしてみてはいかがでしょうか。
詳細や応募については、
澤田経営道場公式ウェブサイトをご覧ください。