EXITりんたろー。が絵本作家デビュー
人気お笑いコンビEXITのメンバー、りんたろー。さんが絵本作家として新たな一歩を踏み出します。11月14日に小学館から出版予定の『しっぽのみじかいとかげくん』は、心温まるストーリーと柔らかなイラストが特徴の作品です。この絵本は、子育て中のりんたろー。が、親としての思いや子供たちへのメッセージを込めたオリジナルストーリーとなっています。
物語の内容
本書の主人公である「とかげくん」は、そのしっぽが短く、他の動物たちから遠巻きに笑われています。しかし、彼を理解し寄り添ってくれるのは友達の「くまくん」だけ。この物語は、心の繋がりや、普通であることの意味を問いかける内容で、子供たちにとっては大きな学びとなることでしょう。
「くまくん」は、みんなが怒っている時よりも笑っている方がいいと理解していますが、心が通い合うことが難しいことを実感します。ふたりの友情が芽生える中で、「ふつうって何?」と疑問に思うとかげくんに対して、くまくんは次第に戸惑いを感じます。物語を通じて、どのように二人の心が交わっていくのかが描かれています。
読んでみたくなる要素
この絵本は、特に3歳から5歳という幼児向けを念頭に置いて制作されていますが、親世代でも楽しむことができる内容となっています。柔らかいタッチのイラストと、リズム感溢れる会話は、読み聞かせの時間をより豊かで楽しいものにしてくれることでしょう。
さらに、散りばめられたオノマトペは、子供たちの想像力をかき立てる要素としても効果的です。ふたりの心の営みや「普通」という概念の探求は、読者に思慮深さを促します。
発売記念イベント
『しっぽのみじかいとかげくん』の発売を記念し、初日の11月14日(金)に青山ブックセンター本店でトークイベントが行われます。このイベントでは、りんたろー。自身が絵本制作に込めた思いや、子育てからの気づきを語ります。参加者にはサイン本も用意されているため、ファンにとって特別な体験となることは間違いありません。
イベント詳細
- - 日時: 11月14日(金) 13:30~
- - 会場: 青山ブックセンター本店(東京都渋谷区)
- - 参加方法: 10月22日(水)よりオンラインでの予約開始(先着順)。詳細は公式サイトで確認できます。
著者りんたろー。のプロフィール
りんたろー。は1986年に静岡県で生まれ、2008年にNSC東京に入学後、EXITを結成。ネオ渋谷系チャラ男漫才として注目を浴び、多方面で活躍中です。著作には、自分自身を大切にすることをテーマにしたものもあり、絵本『しっぽのみじかいとかげくん』は、その思いを新たな形で表現したものです。
この本が、多くの人に手に取られ、心温まるひとときを提供することを期待しています。