TSUBUの挑戦
2021-04-30 15:30:01

再生可能エネルギーの未来を切り拓くTSUBUの挑戦

TSUBU株式会社の新たな挑戦



2021年4月23日、TSUBU株式会社が発表したのは、しいたけ栽培から出発し、最終的にバイオマス発電を目指すエネルギーエコシステムの構築。再生可能エネルギーの重要性が高まる中、同社は農業とエネルギーを融合させた革新的な取り組みをスタートさせました。このプロジェクトは、株式投資型クラウドファンディング「FUNDINNO」上での資金調達から始まります。

エコシステムの仕組み



TSUBUは、まず農地の確保からスタートし、じっくりと生産と販売のプロセスを整えます。具体的には、太陽光発電による売電、菌床チップの確保を行い、それからバイオマス発電設備の設立に至る全工程を自社で手掛ける計画です。これによって、高齢化に伴う放置農地の活用や、新たな雇用の創出、さらにはCO2排出削減といった社会的課題に積極的にアプローチします。

クラウドファンディングの重要性



バイオマス発電を実現するためには、大量の菌床チップが必要です。そのため、全国規模でのフランチャイズ展開を視野に入れた農地の拡大を目指します。クラウドファンディングによる資金調達期間は2021年5月5日から7日まで設定されています。募集額は最大2000万円を見込んでおり、投資家には1口10万円からの参加が可能です。

パートナーシップの力



TSUBUの大きな強みは、業界ごとの専門家とのネットワークです。再生可能エネルギーの普及に取り組むブレアエナジー株式会社とのジョイントベンチャーは、バイオマス発電所の建設を目論んでいます。また、全国での菌床しいたけ栽培を推進し、安定したバイオマス燃料の供給を確保することに挑戦しています。広がりを見せる業務提携により、商品ラインナップも拡充される見込みです。

企業情報



TSUBU株式会社は、東京都品川区に本社を構える企業で、2018年に設立されました。業務内容は、IoTを利用したアグリテックモデル、再生可能エネルギー事業、農業生産・加工・流通事業など多岐にわたります。加えて、アグリテックに特化した人材育成・コンサルティング事業も行っています。

今後の展望



TSUBUは今後、再生可能エネルギーの浸透を図り、既存の農業や新たに農業をはじめる企業に対し、持続可能なエネルギーソリューションを提案していく予定です。共同事業や新しい提携を通じて、バイオマス発電の円滑な導入が実現されることが期待されています。さらに新たな雇用機会の創出は地域社会にとってもプラスの影響を与えることでしょう。

TSUBUの挑戦は、単なるビジネスモデルの構築にとどまらず、エコロジー視点からの持続可能な社会づくりにも寄与するものです。これからの展開に目が離せません。

会社情報

会社名
TSUBU株式会社
住所
品川区北品川五丁目5番15号大崎ブライトコア4階
電話番号
090-6124-4911

トピックス(地域情報)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。