鈴木俊貴の『僕には鳥の言葉がわかる』がノンフィクション大賞2025を受賞！

鈴木俊貴の『僕には鳥の言葉がわかる』がノンフィクション大賞2025受賞

累計17万部を突破した鈴木俊貴の著作『僕には鳥の言葉がわかる』が、「書店員が選ぶノンフィクション大賞 2025」において大賞を受賞しました。この本は、2025年1月23日に初版が発売された後、瞬く間にその魅力が広がり、増刷を重ねる大ヒット作となりました。

鳥の言葉を科学的に解明

本書は、単なる動物学に留まらず、シジュウカラが20以上の単語を使って文を形成するという、鳥のコミュニケーションの新しい視点を提供します。鈴木さんは、自身の研究を20年前から開始し、鳥たちの生態を観察しながら、様々な実験を通じて言葉の世界を探究してきました。著者が描いたシジュウカラの生活や、その鳴き声の背後に隠された意味は、私たちが自然から見逃している豊かな秘密を再発見させてくれます。

鈴木俊貴の受賞コメント

受賞に際して鈴木さんは、「どうして鳥たちは、こんなにいろんな声を出すのだろう？」という疑問から研究を始めたと語ります。彼の冒険は、森の奥深くでの鳥の観察の日々から生まれたもので、彼の研究は聞こえるもの以上の深さを持っています。古代から人間だけが持つと信じられていた言語を、鳥が自在に操る様子は、私たちの理解を超えるものです。

鳥の言葉が開く新たな世界

鈴木さんによると、シジュウカラの鳴き声にはそれぞれ異なる意味があり、昆虫のように自然と会話をしているかのようです。この発見を通じて、動物たちのコミュニケーションや、彼らがいかにして環境に適応しているのかを理解する手助けをしてくれます。著者の豊かな視点と探求心が詰まった本書は、読者に新たな発見の扉を開くことでしょう。

書店員からの評価

多くの書店員が、本書に感銘を受け、ノンフィクション大賞を祝福しています。「新刊を手にした瞬間からトリコになった」と語る店舗スタッフもいれば、鈴木さんの努力と情熱に心を打たれたという声も寄せられています。彼らのコメントには、鳥の言葉を理解する夢、そしてその背後にある歴史と研究の深さが反映されています。

受賞記念トークイベント

受賞を記念して、2025年11月17日には、鈴木俊貴さんのトークイベントが開催されます。書店員が選ぶノンフィクション大賞を受賞した意義や、研究にまつわる裏話などを語る貴重な機会です。ぜひ、多くの方に参加していただきたいイベントです。

鈴木俊貴について

著者の鈴木俊貴は、東京大学の准教授であり、動物言語学の専門家です。数多くの受賞歴を持つ彼は、動物たちとのコミュニケーションを探求し、幅広い知識と経験をもって研究を進めています。彼の愛犬くーちゃんとのエピソードも、温かい雰囲気を作品に加えています。

この本が私たちに自然の不思議を再発見させ、共に生きる動物たちの視点を理解するきっかけになれば嬉しいですね。