軽自動車のチューニングシーンを深掘りする『ULTIMATE 660GT WORLD Vol.10』の魅力

軽自動車のチューニングシーンがここに集結

2024年12月23日、三栄社から『ULTIMATE 660GT WORLD Vol.10』が発売されます。これまで5年間の歴史を持ち、年に2回刊行されてきたこの専門誌は、軽自動車、特にスポーツ系K-Carのチューニングとカスタムについて、深く掘り下げた内容で知られています。今号もその魅力を余すところなくお届けします。

ジュニアスポーツカーの新たなる挑戦

今号の目玉とも言えるのが、フライング・ビジョン・コペンです。これはメーカーのコンセプトカーにオマージュを捧げたもので、エンジン搭載方法を独自に変更し、カスタムカーとしての新たな可能性を追求しています。製作したのは、コペンチューンのエキスパートであるMofac。彼らの技術力が光る一台です。

高性能パーツの最新情報

続いて注目したいのが、新作パーツやチューニングの数々です。パーツメーカーや専門ショップが最新技術を駆使して開発した高機能パーツを詳しく解説。たとえば、インフュージョン製法で作られたカーボン製ドアやリヤゲート、さらにはN-TECによるコンピューターチューンなど、多岐にわたる情報が掲載されています。これにより、あなたの愛車もひと味違った存在感を放つでしょう。

メンテナンス情報も充実

長く愛車を保つためには、適切なメンテナンスが必須です。今号では、実際のメンテナンスメニューとして44Gの点検内容や、ファイターエンジニアリングによるコンプリートエンジンの情報が紹介されています。これらのデータは、車を長持ちさせるためのヒントが満載です。

ダイナミックな走行シーンを紹介

K-Carは多様なステージで活躍しています。今号では、峠道を走るKCTECのアルトワークスや、ドリフトをするミラジーノ、さらには13秒台でドラッグレースを駆け抜けるアルトバン（CCJ）など、注目の走行シーンが特集されています。これらの情報はK-Carファン必見です！

ネオクラシックとレストモッドの流れ

近年流行しているネオクラシックやレストモッドのトレンドがK-Carにも広がっています。年式の古い車両に最新のパーツやチューニングを施し、新車を超える性能を引き出すカスタムが続々と登場。ピューパによるカプチーノのボディリフレッシャーや、エスプリのフルコン制御ターボ化されたビートなど、注目の車両たちが紹介されています。

オンリーワンカスタムの魅力

特殊な技術を持つチューナーによるワンオフカスタムも逃せません。ブラックラインで加工された大型インタークーラーがK-Carに見事にマッチする様子も紹介されています。これらは、他の車両にはない個性豊かな一台を創り出すためのヒントが満載です。

車種の幅広いカスタマイズ

K-Carはフルスクラッチで“車種化け”することも多く、カプチーノベースのアメ車ルックカスタムや、スバルのR1、プレオ、ヴィヴィオなどのマニアックなチューンも特集されています。これにより、今まで気づかなかった新たな楽しみ方を提案します。

イベントとミーティングの取材

全国各地で実施されるK-Carによるサンデーレースやミーティングも、積極的に取材されています。特に東北660シリーズや京都・嵐山のアルトミーティングの模様は、オーナーたちの情熱が伝わる内容となっています。

これらの情報を通じて、K-Carのチューニングシーンの深さと魅力をご紹介する『ULTIMATE 660GT WORLD Vol.10』。軽自動車愛好家やカスタムカーに興味のある方にとって、必見の一冊です。ぜひ手に取って、その魅力を堪能してください。