「ステハジ」プロジェクトとアビスパ福岡
アビスパ福岡は、気候アクション「Sports Positive Leagues」に参加しており、「ステハジ」プロジェクトにより環境教育の促進に取り組んでいます。これは大阪発のOSGコーポレーションによって推進されるもので、選手やファン、自治体など約140名が参加したSPL「ステハジ」環境体験セミナーが開催されました。これにより、参加者の環境課題に対する意識が大きく変わり、選手たちの当事者意識が最大3倍に向上する結果を得ました。
SPLとは?
「Sports Positive Leagues(SPL)」は、気候変動問題への取り組みを数値化し、スポーツ界が持続可能な未来を目指すための施策です。アビスパ福岡は、アジア初のSPL参画クラブとして、全60クラブの一員としてこのなかで「教育」という重要な課題を支援しています。特に、全選手やスタッフ、ファンに対して環境持続可能性の教育プログラムを実施しています。
セミナーの内容と気候変動の認識
今回のセミナーでは「サッカーを続けられなくなる未来」というテーマが考えられ、気候変動による影響が具体的に紹介されました。特に、気象災害による試合中止が2017年以前と比べて4.7倍に増加している実態を共有し、未来のサポーターや選手が直面するリスクについての危機感を高めました。選手たちは、スタジアム観戦が困難になる未来を真剣に考え、環境問題への理解を深めました。
ビーチクリーン活動を通じて、海洋プラスチックごみ問題にも触れ、身近な問題として捉える重要性が強調されました。ガラスやプラスチックなどの回収実績を見ながら、具体的な行動の必要性を認識しました。
参加者の意識変化と子どもたちの役割
セミナー後に実施されたアンケートによると、選手たちの当事者意識が3倍に向上し、特に子どもたちも重要な役割を果たしました。アカデミー選手やスクール生からは、自身が環境課題の発信者であるとの意識が強まり、「自分の未来にも影響がある」との声が多く聞かれました。このような意識変化は、今後の環境活動において重要なステップとなります。
OSGコーポレーションの今後の取り組み
OSGコーポレーションは、アビスパ福岡との協力を続け、SPL活動およびシャレン活動を通じて、環境意識の向上と行動の変容を共に目指していきます。
「ステハジ」プロジェクトは、使い捨て文化の改善を目的としており、さまざまな社会課題に取り組むことを目指しています。今後もこの活動を通じて、スポーツが持つ力を利用し、新たな環境教育モデルを作り上げていくことが求められています。アビスパ福岡のような取り組みが全国各地で広がることを期待しています。