北陸新幹線開業を祝う、7年ぶりの花火大会がクラウドファンディングで実現へ
2024年1月1日に発生した能登半島地震では、石川県に隣接する福井県あわら市でも被害が発生しました。当初3月に予定されていた「北潟湖畔花火大会」は、会場となる北潟地区で道路の割れや液状化などの被害が発生したことから、開催が延期されました。
しかし、今年は市制20周年の節目であり、北陸新幹線芦原温泉駅開業という「100年に一度」のビッグイベントを控え、北潟地区のみならず、市全体を盛り上げるため、花火大会を開催することを決断しました。
7年ぶりの花火大会、クラウドファンディングで支援を募る理由
コロナ禍による中止が続き、7年ぶりの開催となる「北潟湖畔花火大会」。物価高騰などの影響で、7年前と比べて経費が約2倍に膨らんでいることや、イベント内容を抜本的に見直す必要があることから、今年の花火大会は、新たな挑戦へと繋げるための「決意の花火」となります。
この決意を広く伝え、多くの人に支援を募るため、ガバメントクラウドファンディング(GCF)®を活用することになりました。
ガバメントクラウドファンディング(GCF)®とは?
ガバメントクラウドファンディング(GCF)®は、自治体がプロジェクトオーナーとなり、地域課題に対する具体的な解決策や必要な寄附金、使い道を提示し、広く資金を調達する仕組みです。寄附者は、自分の意思で寄附金の使い道を選ぶことができます。
花火大会開催に向けたクラウドファンディング
今回のプロジェクトでは、目標金額550万円を募り、2024年の花火大会開催費用に充当します。目標金額を下回った場合は、いただいた寄附金はそのまま花火大会開催費用に活用されます。目標金額を上回った場合は、2025年に北潟エリアで開催予定のイベントに活用されます。
北潟湖畔花火大会の詳細
開催日: 2024年8月31日(土)※荒天の場合は、翌日9月1日(日)に順延
時間:
16:00 キッチンカーブースオープン
18:00 オープニングイベント(地元金津高校の吹奏楽部や、和太鼓チームによる演奏、地元民謡保存会による踊り)
* 19:30 花火打ち上げ開始(約2000発)
会場: 北潟湖畔公園芝生広場
北潟地区の魅力
花火大会の会場となる北潟地区には、福井県内で3番目の大きさを誇る北潟湖が広がっています。淡水と海水が混ざる汽水湖で、カモの渡来地であることから、日本の重要湿地500に選定されています。
真っ赤なアイリスブリッジが架かり、カヌーポロの国内最大級の大会が開催されるなど、北潟湖は地域のシンボルとなっています。周辺には、サイクリングや釣り、お花見などが楽しめる北潟湖畔公園、初夏の風物詩を楽しめる花菖蒲園、風車が立ち並ぶ展望台のあるあわら夢ぐるま公園、温泉、ゴルフ場など、さまざまな観光スポットがあります。
あわら市の魅力
福井県あわら市は、全国幸福度ランキングで2014年から5回連続1位を獲得した、北陸の玄関口です。北陸有数の温泉地である「あわら温泉」をはじめ、宿場町としての文化が残る「金津地区」、淡水釣りやカヌーが盛んな「北潟湖」、北陸街道の歴史が息づく「吉崎・細呂木地区」、豊かな実りや美しい景観の丘陵地、田園、森林など、様々な魅力にあふれ、暮らす人も訪れる人も幸せな気持ちになれるスポットが数多くあります。
クラウドファンディングへのご支援をお願いいたします
7年ぶりの開催となる「北潟湖畔花火大会」は、北陸新幹線芦原温泉駅開業を記念し、地域の活性化を目的としたイベントです。多くの人に楽しんでもらうため、皆様のご支援をよろしくお願いいたします。