介護現場での感染管理を強化する新資格「介護感染管理士検定」について
医療と介護の現場において感染管理の重要性が高まり、介護職の専門性が求められています。そんな中、注目を集めているのが「介護感染管理士検定」です。この試験は一般社団法人日本感染管理検定協会が運営し、介護職に従事する人々が感染管理の知識を深め、より安全で安心なサービスを提供するためのものです。
介護感染管理士検定の実施について
介護感染管理士検定は、2024年12月から開始され、隔月で実施されています。受験者はオンラインで楽に受検可能で、全国各地から多くの介護者が受検しています。受検後は「介護感染管理士」として認定され、資格を通じてスキルアップを図ることができます。また、就職活動にも有利に働く資格として選ばれる方も増えているようです。
受検動機と受験者の声
これまでの受検者のアンケート結果によると、受検の主な理由には「自らのスキルアップ」、「感染管理の知識を確認したかった」、「所属施設の衛生環境改善に貢献したい」、「同僚や後輩への指導に役立てたい」といった意見が多く寄せられています。特に感染症の影響により、介護職に従事する多くの方々が、この資格取得を通じて自らの能力を高めようとしていることが伺えます。
資格取得後の特典
この検定に合格することで、以下の特典を得ることができます:
- - 資格取得後は「介護感染管理士」として認定され、以降もその資格を保持できます(2年ごとの更新が必要)。
- - 資格は感染管理に関する知識があることを証明するので、介護従事者としてのキャリアに大いに役立ちます。
- - 資格を有する方が在籍する施設には「在籍証明証」が発行され、その施設が感染管理に努めていることを示すことができます。
- - 試験で使用する「JICオリジナルテキスト」は、スマホやタブレットでも閲覧できる電子書籍形式で、合格後も便利に利用可能です。
検定の開催要領
ふるって参加できる「介護感染管理士検定」の開催要領は以下の通りです。
- - 受検費用:22,000円(税込、テキスト代込み)
- - 受検対象:介護福祉士や介護助手など、介護サービスに関連するすべての方が対象です。休職中の方も受検可能です。
- - 第4回開催:8月17日(日)10:00~11:30
- - 第5回開催:10月19日(日)10:00~11:30
受検に関する詳細やお申込みは、公式サイト(
一般社団法人日本感染管理検定協会)から確認できます。
一般社団法人日本感染管理検定協会(JIC)について
一般社団法人日本感染管理検定協会は2023年に設立され、医療・介護に関わる方々に対し、感染管理の正しい知識を身につけてもらうことを目的とし、その一助を担っています。メディコムジャパンは協会の運営を支援し、感染管理の普及と、従事者のスキル・キャリアアップに貢献するべく努めています。
まとめ
「介護感染管理士検定」は、介護現場における感染管理を強固にするための非常に重要な資格です。感染症が問題視される現代において、介護職のスキル向上が求められる中、この資格を取得することは、大きなメリットとなるでしょう。興味がある方は、ぜひ挑戦してみてください。