女性の力を引き出す!女性役員候補育成塾第6期が成功裡に終了
日本国内から集まった15社、22名の受講生が参加した「女性役員候補育成塾」第6期が9月4日に無事終了しました。このプログラムは、女性のリーダーシップ育成と経営視点の獲得を目的としています。主催は、女性視点のマーケティングを手がける株式会社ハー・ストーリィ代表の日野佳恵子氏です。
参加者の驚きの成果
受講生たちは、最終日にはビジネスプレゼンテーションを行い、その内容は参加企業の上司たちを驚かせました。発表テーマには、「女性の管理職候補者への新しい研修」、「遺伝子検査とカウンセリングによる美・食の提案」、「HAPPY介護循環プロジェクト」など、ユニークな視点からの提案が並びました。短期間でこの成果を出せるのは、女性たちの潜在能力と高いチームワークがあってこそです。
「女性役員候補育成塾」とは
この育成塾は、半年間のプログラムで、月に2回の講義が行われます。前半では、マーケティング、PR、ブランディングといった知識を学ぶことに加え、女性特有のライフコースに基づくキャリア形成にも重点を置いています。後半では、実践力を養い、企業価値やビジネスモデル、女性役員の現状と今後の課題について、グループで考察を深めました。
2024年の第6期には、株式会社AOKIホールディングスや株式会社メガネトップといった多様な業種から企業が参加しています。日野佳恵子氏は、経営層への女性の参画が重要であることを再び強調し、参加者が希望と意欲を持って職場に戻れることを願っています。
第7期の募集情報
次の第7期が2024年10月8日からスタートします。このプログラムでは、未来の執行役員や取締役を目指す女性を対象としています。登録する前に組織に所属しているかどうかは問いません。どの業界からでも歓迎されています。
無料講座の実施
また、2024年9月19日には「女性役員候補の育成がなぜ急務なのか」という無料講座も開催されます。誰でも参加可能で、オンラインでのアーカイブ視聴が用意されています。この講座は、女性が経営の場に進出する意義を深く理解する場になるでしょう。
一般社団法人女性の実学協会について
この協会は、女性リーダーの育成に特化した取り組みを行っています。設立は2020年で、故浅野邦子氏の遺志を受け継ぎ、日本の経済発展に貢献することを目的としています。今後も様々な活動を通じて、企業における女性の役割を広げていく所存です。
このような取り組みを通じて、女性の経済参加をさらに進めていく必要性が顕在化してきています。多くの女性が自身の潜在能力を発揮できるよう、引き続き支援が求められています。