世界標準の英語4技能テスト、KidsUPに導入
子どもたちの英語教育に新しい風が吹き込まれています。ピアソン・ジャパン株式会社が、学童保育型英会話スクール「KidsUP」に、日本初の「English Benchmark Young Learners」を2025年6月に導入することを発表しました。このテストは、英語の4つの技能を測定するもので、子どもたちが楽しく英語を学ぶ手助けとなることでしょう。
KidsUPの特色
KidsUPは、独自のカリキュラムを基にした学習プログラムを提供しています。子どもたちが放課後を利用して英語を学ぶ際、特に「聞く」と「話す」技能の強化を重視し、その後に「読む」と「書く」の能力を高めることで、バランスの取れた英語力を育てています。
このオールイングリッシュの環境を通じて、子どもたちは自然に英語を身につけていくのです。
English Benchmark Young Learnersとは
この度登場する「English Benchmark Young Learners」は、世界的に認知された指標であるGlobal Scale of English(GSE)に基づいて、英語4技能を測るテストです。CEFRに基づいてさらに詳細な評価が行われ、子どもたちの成長を正確に可視化することができます。このテストを通じて、子どもたちの学びへの意欲が高まることでしょう。
1. スピーディな受験
テストはオンラインで実施され、受験時間は約20分から40分と短く、ゲーム感覚で楽しめる工夫がされています。受験後は約1時間以内に結果が届けられるため、子どもたちの負担も軽減されます。
2. 詳細な成績レポート
受験後には4技能の総合スコアや各スキルのスコアが提供され、学習計画に役立つアクティビティの提案や「CAN-DOリスト」が含まれています。これにより、子どもたちは自分の成長を感じながら、次のステップに進むための目標を立てることができるでしょう。
3. リーズナブルな受験料
受験費用が抑えられているため、年間学習の各段階で子どもたちの進捗を測ることが可能です。これにより、飛躍的な成長を実感することができ、さらなる学びへのモチベーションが高まります。
KidsUPのビジョン
KidsUPの取締役副社長、辻球一氏は「楽しく英語を学ぶ」というモットーのもと、英語コミュニケーションスキルを実践的に身につけることを目指すと語っています。英語のスコアアップを重視する国内の資格試験とは異なり、楽しく取り組むことができる環境で、子どもたちの成長を支援する方針が印象的です。
ピアソン・ジャパンの理念
ピアソン・ジャパンは、学びを通じて人々が思い描く人生の実現を支援するという理念を持っています。世界中の教育者や学習者に対して質の高い教材やアセスメントの提供を行い、日本の子どもたちにも楽しい英語学習の機会を提供することに注力しています。
このパートナーシップが、次世代を担う子どもたちにさらなる可能性を引き出し、自信を持たせることに繋がることを期待しています。