岐阜県で開催されるCRAFT CAMPが地域活性化に貢献

岐阜県可児市で開催される「CERAMIC VALLEY CRAFT CAMP Vol.3」

2024年3月16日（土）と17日（日）、岐阜県可児市の「トイファクトリーの丘」で、地域の魅力を体感できるクラフトフェア「CERAMIC VALLEY CRAFT CAMP Vol.3」が開催されます。このイベントは、岐阜県の多治見、瑞浪、土岐、可児と、県内の4つの市が連携して行う移動型クラフトイベントです。昨年から続くこの試みは、地域の活性化と、伝統工芸、美濃焼の再評価を目的としています。

地域最大級のクラフトフェア

「CERAMIC VALLEY CRAFT CAMP」は、2日間でおよそ20,000人の来場者を見込んでおり、これは去年の来場者数を上回る期待がかかっています。初回の2022年には瑞浪市で10,000人、続いて2023年には土岐市で17,500人が訪れるなど、回を重ねるごとに規模が大きくなっています。クオリティの高い個人作家から飲食店、企業まで、300組以上が出店予定で、特に地元の伝統工芸や新進気鋭のクリエイターたちの作品に触れる絶好の機会です。

ワークショップと多彩な出店

開催当日は、ろくろ体験、モザイクタイルの制作体験など、多彩なワークショップも用意されており、参加者が自らの手で作品を作る楽しさを体感できます。また、音楽ライブや飲食ブースでは、地域で人気のカレー店なもその一部として、10店舗以上が出展します。

出展者情報

出店者は個人作家や地元の飲食店、各種企業まで多岐にわたります。例えば、多治見の人気カフェ「cafe NEU!」、美濃加茂の「らんびー」、名古屋の「八O吉」などが集結し、訪れる人々の味覚を満たすでしょう。また、ワークショップ参加者には岐阜県現代陶芸美術館の学芸員と一緒に出展ブースを巡る特別ツアーも提供されます。