三匹のこぶた裁判
2020-11-06 15:00:04
親子で楽しむ法律体験!三匹のこぶた裁判模擬法廷を開催
親子で法律を学ぶ特別な体験
2023年10月31日、愛知学院大学の日進キャンパスで「にっしんおやこでロースクール」が開催され、5組の親子が参加し、楽しく法律を学ぶと同時に模擬法廷体験に挑戦しました。このイベントは、法律に触れる良い機会を提供し、家庭での法的問題への理解を深めることを目的としています。
模擬法廷の流れ
参加者はまず、センター所長である田中淳子教授の挨拶からスタートしました。教授は「意見が対立する場合、冷静に話を聞き、適切な結論に導く方法を体験してください」と述べました。その後、NHKの教育番組『昔話法廷』から「三匹のこぶた裁判」を視聴。この作品を基にして、親子でグループに分かれ、法廷のシミュレーションを行いました。
ディスカッションの重要性
模擬法廷では、参加者たちは事実関係の整理や当事者の主張を明確にし、関連する法律を六法全書を参照しながらディスカッションしました。初めて法律の話題に触れる子どもたちにとって、この過程は非常に新鮮で、多くの興味を引きました。その後、各グループが導き出した判決を発表します。
専門家の講評
発表の後、法務支援センターの原田保教授と岩井羊一教授が専門家として講評を行いました。原田教授は「刑法の条文適用は厳格である」と伝え、岩井教授は「被害者と犯罪者、どちらの命も大事です。皆さんの意識は必ず役立つ」と語りました。参加者たちはこの言葉に刺激を受け、自分たちの判断力にも自信を深めた様子でした。
修了証と記念品の交付
イベントの締めくくりに、参加者には修了証と学校章が印刷されたマスクが贈られました。参加したお子さんのひとりは「難しいと思っていたけど、自分の意見を言えた」との感想を述べ、楽しさを感じたことが伺えます。
コロナ対策の実施
コロナ禍の影響もあり、人数を制限し、イベントを縮小したものの、法律に関するディスカッションを通じた家族のコミュニケーションが重要であることを参加者たちは強調しました。一人の親御さんは、「社会で起きる出来事について一緒に考える重要性を実感しています」と語り、家庭での議論の場を作ることの大切さを再認識していました。
まとめ
「にっしんおやこでロースクール」は、法律を学ぶだけでなく、親子の絆を深める貴重な体験であり、参加者にとって特別な思い出となったことでしょう。法律の知識は日常生活でも役立つもの。今後もこうしたイベントが増え、より多くの親子が法律に親しむ機会が増えることを期待しています。
会社情報
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愛知学院大学
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