建設DX推進加速
2025-03-27 10:40:12

建設業界のDX推進を加速する新たな5社の参加が決定

建設業界に新たな風を吹き込むDX推進



建設業界は、家やオフィス、街、道路など、人々の生活を支える基盤を作り上げる重要な産業です。しかし、この業界は厳しい労働環境や低生産性、労働者の高齢化といった多くの課題に直面しています。その解決策として注目されているのが「建設DX」であり、これは業界に新たなテクノロジーを導入し、生産性を向上させることを目指しています。

この度、クラウド型建設プロジェクト管理サービス「ANDPAD」を展開する株式会社アンドパッドが、事務局を務める「建設DX研究所」に新たに5社が加盟することを発表しました。新加入の企業は、建設業界のデジタルトランスフォーメーション(DX)を加速させるために、それぞれの専門技術を持ち寄ります。その企業名は、株式会社青山芸術、株式会社アーバンエックステクノロジーズ、株式会社DeepX、株式会社ホロラボ、株式会社BONXの5社です。

さらなる活動強化へ



「建設DX研究所」は、2023年1月に設立された団体で、建設業界のDX推進を主な目的としています。日本の建設市場は65兆円を超え、約500万人が従事する巨大産業ですが、その裏側には過酷な現場環境があり、解決すべき課題が山積しています。今回の新メンバーを迎えることで、各社はそれぞれの強みを生かしながら連携し、情報共有や意見交換を行い、さらなるイノベーションを生み出すことが期待されています。

建設DX研究所の代表である岡本杏莉氏は、「新たなメンバーの加わりにより、技術領域の拡大や視点の多様化が進む」とコメントしています。特に、AIやAR/VR、建機自動運転技術を持つ企業の参加は、DX推進において新たな発展の兆しを示しています。

各加盟企業の意気込み



株式会社青山芸術


代表の桂竜馬氏は、自社が展開する建築プラットフォーム「アーキタッグ」が、テクノロジーの応用を通じて建設業界のDXに貢献することを強調しました。

株式会社アーバンエックステクノロジーズ


前田紘弥社長は、自治体向けのAIインフラ管理サービスを提供しており、業界間での知見共有がDX促進に必要不可欠であると訴えています。

株式会社DeepX


冨山翔司氏は、「機械の自動化と建設現場のリアルタイムデジタルツインを推進し、業界の課題に立ち向かう」との決意を語っています。

株式会社ホロラボ


中村薫氏は、物理的およびデジタルの融合を通じて、建設業界の変革を実現する意義について話しました。

株式会社BONX


宮坂貴大氏は、建設現場におけるコミュニケーションの課題を解決するために、参加の意義を強調しました。

未来の展望



今後も「建設DX研究所」では、活動を通じて建設業界が抱えるさまざまな課題に対応するために、さらなる情報発信や勉強会を行っていく予定です。また、新たに加盟した企業との連携を深め、業界全体のデジタル化を推進し、持続可能な未来へと導く役割を果たしていくことでしょう。

建設DXは、単なる業務改善ではなく、業界全体の革新に向けた重要な一歩です。今後の進展にぜひ目を向けていきたいと思います。


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会社情報

会社名
株式会社アンドパッド
住所
東京都千代田区神田練塀町300番地住友不動産秋葉原駅前ビル8階
電話番号
03-6831-4550

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