中国国際工作機械展示会2025で技術革新を先取りするジェイテクトの挑戦

ジェイテクト、CIMT2025に出展

2025年4月21日から26日まで、中国北京で開催される第19回中国国際工作機械展覧会（CIMT2025）に、株式会社ジェイテクトのグループ企業、ジェイテクトマシナリー（大連）有限公司が出展することが発表されました。このイベントは、中国工作機械工業協会が主催しており、国際的な工作機械業界の重要なプラットフォームとして位置付けられています。

ジェイテクトグループは、製品と製造設備に関する専門知識や技術を活用した「コアコンピタンスプラットフォーム」、通称「ココプラ」を推進しています。この取り組みは、自社技術の開発に留まらず、外部の技術や知識を融合させることで、社会や顧客の課題を解決するためのソリューションを提案するというものです。同社は2025年1月にソリューション共創センターを開設予定で、これを通じてソリューション型ビジネスの展開を目指します。

出展する主な製品

CIMT2025でのジェイテクトのブースでは、同社の革新的な製品群が紹介されます。具体的には、以下の製品が出展される予定です。これらの商品は中国市場に特化したものであり、それぞれの業界において重要な役割を果たすことが期待されています。

1. マシニングセンタ e640V4-EX

この立形マシニングセンタは、大空間かつ高剛性を誇り、特に電気自動車のモーターケース等の部品加工に適しています。クラス最大レベルの加工領域を持ち、更なる大型ワークの加工が可能です。展示ブースでは実演が行われる予定です。

2. CNC円筒研削盤 G1P50S

電気自動車のシャフト部品の量産加工を念頭に置いた研削盤です。この機械は高速かつ高精度な加工が特徴で、自動車業界の革新に寄与することが期待されています。模擬加工の実演も行われます。

3. CNC円筒研削盤 G3P150

高汎用性を誇り、工作機械や建機、さらに半導体産業に至る幅広いニーズに対応した研削盤です。こちらも展示ブース内で実演される予定です。

4. 設備データ監視システム「MES」

このシステムは、設備データの見える化を推進し、ライフサイクルサポートと改善ソリューションを提供するもので、現場の困りごとをヒアリングしながら最適な改善策を提案します。

CIMT2025について

第19回中国国際工作機械展覧会は、2025年4月21日から26日まで、北京の首都国際会展で開催される予定です。ジェイテクトの最新技術と製品を体感できる貴重な機会となります。ウェブサイトには詳細情報が掲載されており、興味のある方はぜひアクセスしてみてください。

中国のモノづくり市場におけるジエイテクトの挑戦にご期待ください！