障がい児の運動環境向上に向けた新たな連携
株式会社GRAVO、一般社団法人ULURA、株式会社サシノベルテが手を取り合い、障がい児の「運動あそび」を支える新たな取り組みを開始します。今回の戦略的パートナーシップは、2025年秋から北関東で実施される取り組みで、特に運動発達に支援を必要とする未就学児を対象にしたものです。
連携の背景
現代社会では少子化や都市化が進み、子どもたちが自由に体を動かす機会が減少しています。障がい児の場合、運動へのアクセスが難しく、運動経験の不足は自己肯定感や社会参加に悪影響を及ぼす可能性が高いとされています。この現状を打破するため、GRAVOは「運動遊びのある暮らしを、すべての家庭に」というビジョンを掲げ、家庭内でも使用できる運動遊具の開発を行っています。
GRAVOの技術と製品開発力、サシノベルテの実践的ニーズ、ULURAの専門的知見が融合することで、障がい児支援における新たなソリューションを生み出すことを目指しています。
実証プロジェクトの具体化
このプロジェクトは、サシノベルテが運営する福祉事業所「こどもサークル」を拠点とし、GRAVOが開発した遊具を使用します。また、ULURAによる専門知識を活かし、科学的根拠に基づいたリーズナブルな療育遊具の開発が進められます。具体的な活動内容には、継続的な遊具体験の提供や、運動・発達指標の測定、質的評価のためのインタビューやアンケート調査が含まれます。
代表者のコメント
この提携に対して、GRAVOの代表取締役である長福氏は、「運動あそびのある暮らしをすべての家庭に届けたいという私たちの想いに、現場と研究の力が加わることを嬉しく思います。三者が協力することで、より安全で信頼できる選択肢をそっと提供できると信じています。社会における小さな変化が、未来に大きな影響を与えることを願っています」と話します。
一方、ULURAの澤江氏は、「運動などを通して地域の障がいのある子どもや若者を支援することに注力しています。今回の提携で、どこでも運動ができる環境づくりを進めたいと思っています」とコメント。また、サシノベルテの久保田氏も、「北関東を中心に、子どもたちの心身の健全な発達を支えるために、GRAVOやULURAと協力し、さらなる支援方法の模索を行います」と期待を寄せています。
今後の展望
GRAVO、ULURA、サシノベルテの三者は、今後もデータ収集やフィードバックを通じて、家庭や施設で活用できる科学的根拠に基づいたインクルーシブな遊具の開発を進め、発達に課題のある児童が運動に抵抗なく挑戦できるような環境を構築していく予定です。
企業情報
所在地:茨城県つくば市花室858-1
代表者名:長福紳太郎
事業内容:室内運動遊具の企画・設計・製造・販売
公式ウェブサイト
所在地:茨城県つくば市天王台1−1−1
代表者名:澤江幸則(博士(教育学)、筑波大学体育系 准教授)
事業内容:障がい児・障がい者の運動習慣定着支援事業
公式ウェブサイト
所在地:茨城県桜川市真壁町飯塚1006-2
代表者名:久保田嘉郎
事業内容:児童福祉・障害福祉事業
公式ウェブサイト
連絡先
本件に関するお問い合わせは、株式会社GRAVOの広報担当岡本まで。
メール:
[email protected]
本リリースに記載された情報は、発表日現在のものです。最新の情報とは異なる可能性がありますので、ご注意ください。