HKT48の豊永阿紀氏と北川陽彩氏が登場
2024年7月27日、佐賀県佐賀市にあるゆめタウン佐賀で、「世界肝炎デー2024 in SAGA」が開催されました。このイベントは、肝炎に対する理解を深めることを目的に、厚生労働省の「知って、肝炎プロジェクト」が主催しました。
その中で、HKT48の豊永阿紀氏と北川陽彩氏がスペシャルサポーターとして参加し、肝炎に関する大切な情報を市民に向けて発信しました。
肝炎の検査と相談体制について
トークセッションでは、佐賀大学肝疾患センターの高橋宏和氏と、看護師・肝炎医療コーディネーターの常陸顕悟氏も登壇し、佐賀県における肝炎対策の取り組みについて説明しました。高橋氏は「佐賀県は医療従事者だけでなく、肝炎に関心をもつ市民たちが協力し、診断と治療のサポートを行っています」と語り、地域全体で肝炎患者を支える環境が整っていることを強調しました。
豊永氏は「肝炎ウイルスに感染している可能性がある人でも、しっかりと相談できる体制があることはとても心強い」とコメントし、北川氏も「県民の皆さん、佐賀県では肝炎対策が非常に丁寧に行われているので、気になることがあれば必ず相談してください」と呼びかけました。
肝炎ウイルス検査の重要性
高橋氏は「肝炎ウイルスは多くのケースで無症状であるため、自分が感染しているかどうかに気づくことが難しい」と説明し、「知らないうちに肝臓を傷つけてしまうことがある。肝炎ウイルス検査を受けることがまずは重要です」と語りました。
豊永氏も同様の意見を持ち、「肝臓は“沈黙の臓器”と呼ばれていることから、症状が出る頃には病状が進行していることも多い。検査を受けていないのなら、ぜひ受けてほしい」と自覚症状のない怖さについて強調しました。
無料肝炎ウイルス検査の実施
イベントでは、訪れた100名に対して無料で肝炎ウイルス検査を実施しました。北川氏は「今日の話を聞いて、検査を受けようと思った方はぜひこの機会を利用してください」と参加者を促しました。さらに、高橋氏は「時間がない方でも、県内の病院で無料で検査を受けられるので、気軽に利用してください」と助言しました。
まとめ
「世界肝炎デー2024 in SAGA」は、HKT48という人気グループのサポートを受け、肝炎に関する重要な情報を広める素晴らしい機会となりました。今後も肝炎ウイルス検査の重要性と早期発見の意義を広めていくことが求められます。肝臓の健康を考えるきっかけになったイベントは、地域の健康意識向上にも寄与することでしょう。