高槻市立柳川小学校の谷口翠春さん、空手世界大会優勝を報告
令和7年5月16日、高槻市である熱いニュースが伝えられました。小学3年生の谷口翠春さんが市長に会い、空手の「第4回極真手塚杯世界空手道選手権大会」での優勝を報告しました。この大会は福岡県で行われ、谷口さんは小学2年男子部門での栄冠を勝ち取ったのです。
谷口さんが空手を始めたのは、兄の影響から。4歳の時に市内の道場に入門し、その後の成長は目を見張るものがありました。彼は、第31回全日本総流派空手道選手権大会や国際親善空手道選手権大会2023での優勝を通じて、その実力を証明し続けています。これらの成果が、海外の大会出場権を得るきっかけとなり、彼はチャレンジ精神を奮い立たせていきました。
2月24日に福岡県で開催された大会では、特に厳選された実力者たちが集まる「チャンピオンシップクラス」に出場。この部門では、過去に入賞した者だけが参加を許されるため、まさにエリート戦です。ここで彼は、全国から集まった5名の強豪を相手にトーナメント方式の試合を進め、見事に勝ち上がることに成功します。
谷口さんは市役所で、「緊張せずに試合ができました。優勝できてうれしかったです」と、自らの感情を語りました。単なる勝利ではなく、その裏には多くの努力と練習があったことを彼自身も感じていたのでしょう。濱田剛史市長もこれを称賛し、「快挙に敬意を表します。今後の更なる飛躍を期待しています」と励ましました。
この出来事は、谷口さんだけではなく、高槻市全体にとっても誇りとなります。地域の道場で育てられた子供たちが、こうして国際舞台で活躍する姿は、多くの人々にインスピレーションを与え、自らの夢を追う勇気を与えてくれるでしょう。これからも彼のさらなる成長と活躍に期待がかかります。空手の未来を担う新星として、また新たな挑戦が待っていることと思います。